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「行動」にとらわれないセッションの力

こんにちは。ライフコーチの為近奈央です。

私は「ライフセッション」というコーチングをベースにしつつも、時にはコーチングにこだわらないセッションをしています。

詳しくは、こちらから↓↓


今日は、「行動」について書いていこうかなと思っています。

以前にこんな記事を書いていました。

実は、ずっとこれまで私自身、「行動」や「アクション」という点に不安を持っていました。
「次の一歩が踏み出せない」、とか何か行動が決まったとしても「これをやった先にどんな未来があるんだろう」と思って結局止まってしまったりなどなど。

行動しないと未来が開けないことは何となく分かっているのに、その「行動しないと」という追われている感が自分の本来の動きを止めてしまって苦戦していたり。そして、できない自分に悲観していました。今でこそ、繊細で辛いという自覚はなかったけれど、多分繊細だと思うほどに、次の一歩は怖くて踏み出せなかったです。

それがここ半年くらいでだんだん動ける自分になってきたなぁって感じる。

繊細な方こそ、周りに気を使って自分の行動を見失ってしまうよね、でも自分の中にある「こうしたい」をもっと聞いて、それを中心に動いてみると、変わるよ、というお話をしました。


その上で、私が自然とやっていることがあります。
コーチとして関わるとき、「いつまでに何をしますか?」とクライアントさんに必ずしも聞かないこと。

これが正しいかどうかという議論はしません。
本来であれば、その「何をしますか?」という問いには、「何もしないこと」や「ゆったり過ごすこと」も含んでいるのかもしれないけれど、そこに考えが及ぶ見通しが立つのなら、きっと「行動」に引っかかることってないはずなのです。

ですが、その行動についての問いかけをしないことも一つのカタチであることは確かだと思います。

なぜかと言えば、私のクライアントさんもまた、繊細な方が多いからです。
行動を促すことは、刺激になる一方で、焦って「何かしなくちゃ」を掻き立てることにもつながっていくことがある。

それよりも先に、自分のしたいことに対して大風呂敷を広げるようなことをやっていくことから始めたいのです。まずは自分の「こうしたい」という想いに気づき、そこに基づいて行動を繋げていく。

「こうしたい」を見つけるためのアクションは考えてもらうのですが、やっぱりそこには自分の考えを自分で受け止める「器」を育てていくステップが大事だなぁと思います。


私のクライアントさんに頂いたフィードバックで印象に残っていることがあります。それが、
「『いつまでに何をしますか?』って言われなかったのが良かったです」
というコメント。

セッションをしていると、どうしても最後に行動を決めたり、いつまでにやるの?みたいなのあると思うんです。(これが必要な時もたくさんあります)

だけど、その方にその時必要だったのは「何かをして、解決する」というよりは自分の想いに深く気づき、その想いを自分なりに整理していくということ。

コーチングでは、行動を促すことも大事と言われていますが、私の中では、その方がご自身の想いを整理されたら、自然に行動につながるって信じていたんですよね。

そしたら、本当にそうでした。

行動ができる状態を整えることもコーチの役割として大切だなぁと感じた瞬間でした。

振り返れば、自分自身がそうでした。行動の前にある想いを尊重して扱い、扱われ、そこに行動が自然と結びつく流れを大切にしてきたように思います。

そうして、行動することの大切さと、行動をしないことの重要性を身をもって理解してきたからこそ、自分の想いの器を広げ結果として自発的な行動につなげることができていると思うのです。

行動は自分を目的地に導くためのステップ。
でもだからこそその前に自分の器を広げて、自分の想いをよく知ってほしいのです。




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