「行動」にとらわれないセッションの力
こんにちは。ライフコーチの為近奈央です。
私は「ライフセッション」というコーチングをベースにしつつも、時にはコーチングにこだわらないセッションをしています。
詳しくは、こちらから↓↓
今日は、「行動」について書いていこうかなと思っています。
以前にこんな記事を書いていました。
繊細な方こそ、周りに気を使って自分の行動を見失ってしまうよね、でも自分の中にある「こうしたい」をもっと聞いて、それを中心に動いてみると、変わるよ、というお話をしました。
その上で、私が自然とやっていることがあります。
コーチとして関わるとき、「いつまでに何をしますか?」とクライアントさんに必ずしも聞かないこと。
これが正しいかどうかという議論はしません。
本来であれば、その「何をしますか?」という問いには、「何もしないこと」や「ゆったり過ごすこと」も含んでいるのかもしれないけれど、そこに考えが及ぶ見通しが立つのなら、きっと「行動」に引っかかることってないはずなのです。
ですが、その行動についての問いかけをしないことも一つのカタチであることは確かだと思います。
なぜかと言えば、私のクライアントさんもまた、繊細な方が多いからです。
行動を促すことは、刺激になる一方で、焦って「何かしなくちゃ」を掻き立てることにもつながっていくことがある。
それよりも先に、自分のしたいことに対して大風呂敷を広げるようなことをやっていくことから始めたいのです。まずは自分の「こうしたい」という想いに気づき、そこに基づいて行動を繋げていく。
「こうしたい」を見つけるためのアクションは考えてもらうのですが、やっぱりそこには自分の考えを自分で受け止める「器」を育てていくステップが大事だなぁと思います。
私のクライアントさんに頂いたフィードバックで印象に残っていることがあります。それが、
「『いつまでに何をしますか?』って言われなかったのが良かったです」
というコメント。
セッションをしていると、どうしても最後に行動を決めたり、いつまでにやるの?みたいなのあると思うんです。(これが必要な時もたくさんあります)
だけど、その方にその時必要だったのは「何かをして、解決する」というよりは自分の想いに深く気づき、その想いを自分なりに整理していくということ。
コーチングでは、行動を促すことも大事と言われていますが、私の中では、その方がご自身の想いを整理されたら、自然に行動につながるって信じていたんですよね。
そしたら、本当にそうでした。
行動ができる状態を整えることもコーチの役割として大切だなぁと感じた瞬間でした。
振り返れば、自分自身がそうでした。行動の前にある想いを尊重して扱い、扱われ、そこに行動が自然と結びつく流れを大切にしてきたように思います。
そうして、行動することの大切さと、行動をしないことの重要性を身をもって理解してきたからこそ、自分の想いの器を広げ結果として自発的な行動につなげることができていると思うのです。
行動は自分を目的地に導くためのステップ。
でもだからこそその前に自分の器を広げて、自分の想いをよく知ってほしいのです。
【お知らせ】
〇鎌倉でショートリトリート&単発セッションをやっています!
鎌倉にある自然にお連れします。いつもとは違う場所で五感を大事にし、自分の感じることに意識を向けるショートリトリート。
そして、その時のインスピレーションで選んだお茶を楽しみながら行うライフセッションを行います。
自分の中にある空気を入れ替えたい方、次への一手を見出したい方、鎌倉でお待ちしています。
詳細はこちらから↓↓
感じたことや、ご感想のシェアなどもお待ちしています!
応援いただきありがとうございます💛 いただいたサポートから得られた学びを記事にしてさらに伝えていきます☺