頑張って自分を変えようとしなくていい。

よく、自己啓発の本をみていると、
「自分を変える！」
みたいな言葉、書いてありませんか？

私自身も会社に行けなくて落ち込んでいた頃、
「自分を変えなくては！」
と必死になって変わることを考えていたと思います。

そしてつい最近まで、
「変わることは大事なこと」
と思っていました。

でも、本当にそうでしょうか？

「自分を変える。」

自己啓発本それぞれの本意は
読んでみないことにはわからないのですが、
私はちょっとこの言葉に違和感を感じました。

「自分の外側の環境が変わらないから、
自分を変えるしかない。」

この「変える」という言葉が
頭ではわかっていてもなんだか気持ち悪い感じがしていたのです。

自分は自分のままでいい。

自分自身を変える、という意味では変えなくていいと私は思っています。

「変える」というのは、
自分のものではない捉え方、物の見方
に気付いてそれを取り除くなりするという意味だと認知しています。

その結果、
自分が目指したい未来に向けて進んでいたり、
理想に近づいていくという意味で
「人生が変わる」と思います。

だから、自分のことを変えようと必死にならずに、
まずは今のままでいいと伝える。

最初は「自分を変えてやる！」と思っていた私。
でも、何ヶ月経っても大した変化は無く、
なんだか結局「私って変われないんだな、、」
と思ったことがあります。

でも、いつの間にか、自分の心の中の暗い気持ちが、
徐々に晴れていく感覚があって、
生きにくいと感じることがなくなっていきました。

そうなってみて気付いたことは、
「自分を変える」ことより
「自分をよく知って、受け止める」
ことをたくさんしていた、ということ。

「自分が変化した」というよりは「私そのものの状態に戻った」
ような感覚がしています。

「私」を開放する

なにか蓋をしていた自分を開けてみて、
その自分と仲良くすることからはじめました。

自分を鍛えて変革していくということよりも、
「今の自分」を知ってその自分を受け入れる。

振り返ってみれば、それ以外の事実は大して変わっていないのです。

けれど、感覚的には「辛い」から「楽しい」に変化している感じがします。

それって自分が変わったわけではなく、
むしろ抑え込んでいた自分をしっかり見つめることで
より自分が開放された感覚になったのだと思います。

頑張って変えようとしなくていい。

自分が今どん底で苦しんでいる人。

ちょっと上手く行っていないと感じる人。

「頑張って自分を変えよう！」って
思わなくていいと思います。

むしろ、自分の心の中に持っている声を
じっくり聞いてみてください。

どんなに流されている人も、
本当は自分の声があります。

それを受け入れる自分でいる。

自分はそのままでいいのだと、
自分に伝えてみませんか？

よく、「人生が変わる！！」
ってあるけれど変えなくてもいい。

「変わろう」という空気に「変わりたくない」という気持ちが反応することもある。

自分の心に耳を澄ませて。

変わらないという選択があってもいい😌

— ためなお＠逗子暮らしのライフコーチ🌿 (@tamenaocoach) July 6, 2020