できごとを「踏み台」にしてどんどんチャレンジする

こんにちは。
ライフコーチの為近奈央です。

「新しいことにチャレンジしたいけど勇気が出ない、、、」
「やりたいことはあるけど、やってみるのは怖い」

何か新しいことにチャレンジしようとするとき、こんな気持ちになることはありませんか？

かつてチャレンジしたことが上手くいかなかった、以前に同じような局面で選択した結果失敗した。
だからもっと慎重にならなきゃ。もっと真剣に見定めないと。

新しい一歩を踏み出す、ということは、踏み出すための勇気がいるもの。
だからこそ、気づかないうちにチャレンジに対して引いてしまっていることがあります。

でも、これって生まれた時には、そう思ってなかったはずなんです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、全てが初めて。
ありとあらゆるものに好奇心を持ち、触ってみようとしたり、じーっと見ていたりしますよね。

そうして色んなものに出会っていくうちに触ってはいけないものなど、判別がつくようになってきます。

私たちが一歩を踏み出すのに勇気がいるのは、これまで学んできた判別によって、「やってみたらリスクがあるかも」と思っていることなのだと思います。

その勇気を乗り越えて、取り組む人と、そうでない人の違いはどこにあるのか？

それは、チャレンジすることに対する勇気をもっと軽くする、つまりチャレンジするためのエネルギーをもっと小さくする心持ちでいることが大切なんだと思います。

私がチャレンジするエネルギーが小さくなった捉え方をここではお伝えしたいと思います。

物事を「踏み台」にする

それは、一つ一つのチャレンジを「踏み台」と捉えることです。

どういうことかと言うと、何かにチャレンジしてそれが実らなかったけれど、結果として次のチャレンジのためのきっかけになったと捉えることです。

チャレンジして、失敗するかもしれない。
そうしたら、無駄になってしまう。。。

こう考えるから、過去にやってきたけれど、今に直結しないことをずっと「無駄だ」と思ってきました。
無駄だと思うから、「これはやる必要があるのかな？」と考え、たった一歩踏み出すにも大変でした。

でも、この無駄こそ、全部繋がっていた。

私がコーチという道を選べたのは、転職して「コーチング」という言葉に出会い、コーチングの必要性を自分自身で体感したから。会社員時代の上手くいかなかったこと、できなかったこと、そして、その環境から逃げるように転職したこと。

当時は、全部失敗のように捉えていました。最初から自分にピッタリ合った仕事が選べていれば、こんなにつらい思いや無駄な回り道はしなかったと、何度も思いました。

でも、無駄を超えたから、心から楽しいと感じられる仕事に出会えた。

大好きな日本茶に出会えたのも、たくさんコーヒーを飲んで、体に合わないことに気づいたから。

カフェで作業していて、コーヒーで胃を痛めていた私が、紅茶に転換して調子が良くなったのをきっかけに、「なぜ、日本なのに日本茶はあまりないんだろう」と疑問に思ったこと。

そして、たまたま旅先で飲んだ日本茶に心を打たれ、日本茶のことを学び始めました。

無駄と感じていた経験が繋がると立派な「踏み台」になっていたのです。

この踏み台という感覚で見ると、私はチャレンジをたくさんしてきたのです。そして、これからさらに楽しいフィールドに進んでいくためにやってみたいと思うことは出来る限り全てやろう！と思えるようになりました。

これを読んでいるあなたにも「踏み台」があります。

「今の自分になるために、どんな過程を踏んできましたか？」

今に至るまでの過程をたどってみてください。
たくさんのきっかけや行動が積み重なっているはずです。それがあなたの「踏み台」です。

そして、今取り組もうと考えていることが、イメージ通りの結果になるかはわかりません。だけど、たとえ失敗したとしても、次につながる「踏み台」になっていることはよくある話。

ちょっとでも気持ちが向いたものは、たとえ続かなかったとしても、何かしらのきっかけになる。だから私は、気楽に踏み台として取り組むことができるようになりました。

あなたがちょっとでもやってみようかな、と気になっていること。それは、未来に何か繋がるためのチャレンジになることかもしれません。

だから、「ちょっとやってみようかな」という気持ちで、新しいことに取り組んでみませんか？

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