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新市場区分とは何か?

新市場区分

2020年2月21日に東京証券取引所から正式な新市場区分の概要が公表され、2022年4月1日新市場区分が設定されることとなりました。区分見直しの目的としては、上場企業の持続的な成長と中長期的な企業価値向上をサポートし、国内外の幅広い投資家から魅力的な投資対象として見てもらえる現物市場を提供するためとされております。

スケジュール

21年6月 移行基準日

21年9~12月 上場会社による市場選択手続き

22年4月 一斉移行手続き

現在の4市場

現在の東京証券取引所は東証1部、東証2部、JASDAQ,マザーズの4市場に分類されております。

一般的にはマザーズは成長性のあるベンチャー企業、東証1部は安定性のある大企業が選択いたします。

3つの新市場

プライム市場…

多くの機関投資家の投資対象となりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備える企業向けの市場。

スタンダード市場…

公開された市場における投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えている企業向けの市場。

グロース市場…

高い成長可能性を実現するための事業計画及びその進捗に関する適時適切な開示をおこなっているうえで一定の市場評価を得られる企業向けの市場。

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