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「令和の虎」で面接スキルを上げる

youtubeに「令和の虎」という人気番組がある。簡単に内容を言えば、投資家(虎)に起業家or起業準備中の人がプレゼンをし、内容次第で投資を受けるという番組である。この番組で「投資家」と「起業家」で繰り返されるコミュニケーションは就活での「面接官」と「就活生」そっくりである。なぜなら、どちらも「投資価値」があるのかどうかで、ジャッジメントが下されるからである。令和の虎では、投資されないことの方が多く、面接も基本的に落ちる人の方が多いため、その点も非常に類似している。つまり、「令和の虎」を見ていれば、面接で重要なポイントを学べるのである。

では、具体的にどのようなポイントで「令和の虎」から学んでいけばいいのだろうか。それを説明するために、まず、「令和の虎」で投資家が判断の基準としている大体のポイントを整理していく。それは以下の3つだと考える。
①製品・サービスは差別化されているのか
②マーケッター感覚・感性
③人間性
まず、①に関しては当たり前だろう。②に関しては、別の言葉で言えば「相手の気持ちを考えられているのか」である。製品・サービスで顧客が望むことは何かを把握できているか、そして、投資家が望むことは何かを把握できているのかという、相手目線の感覚・感性を非常に観察している。やはりビジネスの本質は顧客に何かを売ることであり、相手目線を持てるのかはビジネスを伸ばすのに非常に重要であるのだろう。③に関しては、最後は人間性である。「人間性がよければ投資する」ということは無いが、信頼に足る人間かどうかはしっかりと見極めていると思われる。

ちなみに下記の志願者は、上記のポイント全てでおそらく低評価なため、非常に参考になると思う。

就活でも同じポイントが重要になってくる。①で言えば、他の就活生と比較してどのような点でユニークで、どのように会社に貢献できるのかが求められる。②で言えば、コミュニケーションで面接官のことを考えられているのかが求められる。もう少し深掘りすると、「話すべきことを話し、無駄なことは話さないこと」「適度な量を話すこと」「相手が聞きたい内容を察知し、それを話すこと」などが求められると思う。③で言えば、やはり正直で信頼に足る人間かどうかは確かめられると思う。

このように、「令和の虎」と「就活」は非常に類似している。就活生は、令和の虎に出ている志願者や虎から様々なことが学べるであろう。


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