いのちの物語に出会う森リトリート【モリノムスヒ】5月8日レポート①
先日5月8日(水)牡牛座新月は、今月1回目のモリノムスヒでした。
今回ははるばる関東から来てくださった初参加の方と
いつも節目に大切なことを教えてくれるからと、3回目のリピート参加を決めてくださった方をご案内。
この日は「怒り」「自分との完全一致」というテーマが事前に浮かんでいて。どんなことが起こるのかな?と楽しみだったのだけど
まさに今回はこのお二方が来るべくして来られたのだなと確信できる一日になりました。
いつもよりひんやりとした空気と新緑に包まれる中
フラワーエッセンスで身体の感覚を開いて呼吸を整えた後は
まずは目が合った自然たちと丁寧に触れ対話をしていく「呼吸遊歩」の時間を楽しむ。
いつもより感覚が開いているので、呼吸遊歩の時間は色んなことに気づきやすくなるのだけど、同じ森でもその時その人の状態で全く違うものに意識が向くのが面白い。
この日はテーマがちょっと怖い感じなのもあってか、カラスが泣き喚き羽根があちらこちらに落ちていたり(この森でこんなにカラスが鳴いてるのは初めて)、毒のある花や実・虫に意識が向いていく…笑
そんな中、参加者の方の脚に可愛い枯れ葉色の蝶が停まり、しばらく離れずずっと一緒についてくれる愛くるしい様子にほっこりしていたら
ほんの一瞬のアクシデントの直後、突然その子は斬り捨てられ瀕死の状態になり(キリバ斬り捨て事件と命名)みんなでショックを受ける…笑
(でもこれも後に参加者の方にとって大切なメッセージになったそうです)
戦々恐々としつつ目的の広場へ到着し、ワークやランチタイムを過ごすいつもの場所へ移動しようと思ったけれど、そこに行き着くまでの途中にある沢がなかなか渡れないというプチアクシデントが発生!!
10回以上ここに来ているけれど渡れないのは初めてで、やむを得ず場所を変えようとしたけれど
もう一度よく探してみたら、なんとか渡れそうな場所を発見。
全員無事に渡ることができたよ。
一瞬ひやりとしたこの出来事だけど
実は私を含めこの日の参加者の方達は、「怖くて踏みとどまってしまうけど、えいっと踏み出す勇気が必要なタイミング」を人生で迎えていて
この沢を渡ることで
「無事に進めた!渡れた!」という成功体験を
体感に落とし込めていたんだよね。
この体感って本当に大切で
ものすごく後押ししてくれるの。
実際に参加者の方から後日「大きな勇気が必要だったことがモリノムスヒ直後に踏み出せました!!」と嬉しすぎるご報告をいただけて、本当に嬉しい。
無事に目的地に着いた後は、土の上に横になり自然と一体感を味わうワークの時間。
いつもウクレレの弾き語りで一体化を誘導していくのだけど
今までキールタンを歌っていたのが、この日は完全にオリジナルソングを歌うことになり、私にとっても勇気のいる挑戦の時間…。
最初はとても緊張したし声も震えたけれど
自分と目の前にいる人と自然とを繋ぐこと・共鳴する感覚に集中して
「参加してくれた方達に絶対に大切な変化が起きるように今自分ができる最大限を注ぎ込むんだ!!!」という強い意識で臨んだら
下手とかどうとかが全く気にならなくなっていた。
途中で他のハイカーさんが近くを通ったけれど
以前なら自分の歌を聴かれることを全力で回避したくて動揺していただろうけど(でも不思議と今まで一度も歌ってる時に誰かが来たことはなかった)
一瞬気になっただけで後はもう堂々と歌えている自分がいた。
こんな風に変われたのは、私がモリノムスヒを通じて自然と繋がっている体感が育っていく中で
下手なのに ダメなのに 失敗したのに
何もかもがうまくいってないのに
何をどうしたってどんな自分であったって
自然からは
愛されてしまう
賞賛されてしまう
推されてしまう
喜ばれてしまう
どんな自分でも注がれる愛も豊かさも
変わることはないという絶対の安心と信頼の感覚を
体感で知っていくことができたから。
下手なのもダメ人間なのも、ぜーんぶ周りにはとっくにバレてる。
それでも賞賛され、何なら失敗してる姿すら可愛いと喜ばれるのだから
拍子抜けというか、気にするのがアホらしくなって笑
いつの間にか認めてほしいとかプライドとか
全部なくなっていって
そんなこともう何でもいいから
自分という能力を全て使って
目の前の人のために何ができるか
それに集中すればいいやって
自然と思えるようになったんだ。
長くなったので、続きはまた次の記事でね。
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