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大学職員インタビュー ~表~


大学職員を志望されている方は、一度ぐらいはHPで「先輩職員の声」「先輩職員インタビュー」等を見たことがあると思います。

私も転職活動をしていた時はよく見ていたのですが、

「これって本当なのかな?」

といつも思っていました。

そこで今回の記事では、埼玉大学さんの採用HPに掲載されている「若手職員アンケート」の質問のみを引用し、私が回答します。

タイトルに書いてあるように「表」の回答になります。

つまりは私が大学のHPや説明会で爽やかスマイル全開で語っている内容になります。

そしてこの記事の最後には同じ質問に対する「裏」の回答が載っている記事があります。

本音と建前・表裏一体な部分もありますけど両方嘘は言ってません。見比べてお楽しみください。

1.前職について     

Q.前職はありますか?また、前職がある場合は前職の業種、職種を教えてください。
A.あります。業種は内緒ですが職種は営業に近いとだけ(笑)

Q.前職での経験で最も役立っていることは何ですか?   
A.お客様と話す機会が多く、相手のニーズを聞き出しつつこちらの要望を伝えることは得意でした。それは今でも役に立っていると思います。他部署と仕事を進めていくことも多いので、お互いが気持ちよく仕事が出来るように心掛けています(笑)

Q.学生時代の経験で最も役立っていることは何ですか?
A.研究を通して得た論理的思考や難解な内容を相手にわかりやすく説明するスキルです。また、アルバイトで培った「お客様の目線に立って考える」ことも役に立っています(笑)


2.現在の仕事について     

Q.現在の担当業務はどれにあてはまりますか?
A.給与、採用、共済、、、人事全般ですかね。器用貧乏です(笑)

Q.教員・学生との距離感はどの程度ですか?
A.近すぎず遠すぎず、理想的な距離感だと思っています。同期の教員と一緒にゲームをしたり、学生からフレンドリーに話しかけられることもありますが、あくまでも「自分は職員である」と一線引き、馴れ合いではない適度に緊張感のある距離感を目指しています。少し固いですかね(笑)


Q.①仕事の自由度、与えられている裁量はどの程度だと思いますか?②また、自らが主導的な役割を果たして物事を進めた経験はありますか?  
A.人事に配属になってしばらく経ちましたが、まだまだ仕事に対する理解度が浅く、主導的とは言えないですね。ただ裁量自体は与えられるようになってきたので、周囲とのバランスを考えながら、自分のやりたいように仕事の効率化を図っています。これはオフレコでお願いします(笑)(両人差し指でバッテン

Q.仕事上英語を使う機会はありますか?  
A.恥ずかしい話ですが私は英語が全くできませんので、話せる人にお願いしています(笑)

Q.働くうえで、今後 伸ばしたい・身に付けたいと思う知識やスキル等があれば教えてください。
A.どの部署でも活躍できる人材になるために、基本となるOAスキルを身に付けたいですね。 仕事が効率的に短時間で終わらせることができるようになったら、また新しい仕事に挑戦してみたいです。(笑)

Q.大学職員を志望した理由、また現在の大学のどのような点に魅力を感じ志望されたか教えてください。  
A.これは身バレしちゃうので勘弁してください(笑) ただ「大学生を支えたかった」「そのために大学職員である必要があった」「そして今の大学ならそれが可能であった」とだけ(笑)

Q.現在、働いていて満足している具体的な内容を選択してください
A.人事の仕事は中々達成感を味わうことがないのですが、それに満足しています。…っとこれだけだとわからないですよね(笑) 私は「教職員が何不自由なく健康で生き生きと働けるように支援する」ことが人事の責務だと思っているので、何もないのがいいんです。人事がバタバタするということは、教職員に何かあったということですから。これってカッコつけすぎですかね?(笑)


3.先輩職員の声    

Q.大学職員として実際に働いてみて、働く前に想像していたこととの違いやギャップを感じた経験はありますか。また、それはどのようなことですか。  
A.ありますね。大学と言えば学生の頃の印象がベースなので、教務の窓口やキャリアセンターぐらいでした。それ以外はまあなんとなくやっているんだろうと(笑) でも実際は本当に多くの教職員が大学で働いていて、それが全て学生のためになっているということです。大学から連絡がくるのは当たり前、講義があるのは当たり前、掲示があるのが当たり前、、、そんな当たり前は教職員が作り上げてきたものだというのが大学職員になって初めてわかりました。母校の教職員にはいつか感謝を述べたいです(笑)

Q.現在の大学で働き始めてから、これまでで最も印象に残っている 又は 最もやりがいのあった仕事について教えてください。
A.学生対応部署にいた頃の話ですが、留年しそうな学生に親身になって相談に相談した結果、無事に進級できたことですかね。そのあと学生から「あの時はありがとうございました!玉山さんのおかげで進級できました!」と言ってもらえたことです。この時は大学職員になって良かったと思いました(笑)

Q.働く中で、目標としていることや、日頃から心がけていることがあれば教えてください。
A.どんな形であれ、最終的に「学生のため」になっているかを考えています。先ほどの回答で人事の責務についてお話しましたが、教職員が生き生きと仕事できればそれは回りまわって学生のためになります。間接的にはなりますが、人事の仕事も「学生のため」に行っていますよ(笑)

Q.現在の大学で働くことを通じて、「自分のここが成長した」と思う点や、身に付いた知識・スキル等があれば教えてください。  
A.担当している仕事が幅広いので引き出しが増えましたね。また他部署との連携が欠かせないので調整力も磨かれています。尊敬できる先輩が多いので、いつか追いつけるように日々頑張っています(笑)

Q.事務職員の仕事のうち、「この部署の仕事は面白い」「あの部署の仕事が面白そうだ」という仕事があれば、 理由も含めて教えてください。
A.採用担当としての経験を活かし、キャリアセンターにいつか配属されてみたいです。受け入れる側から送り出す側も経験することで、より大学職員として成長してみたいです。入試対応部署や広報にも興味があります(笑)

Q.自身はどのようなタイプの人だと思いますか?
A.「石橋を叩いても慎重を期して渡らない」タイプだと思います。人事として求められる性格にも合致していると思ってます(笑)

4.受験生へのメッセージ     

Q.どのような後輩と一緒に働きたいと思いますか?
A.答えを他人に求めるのではなく、一緒に見つけてくれる人がいいです。あとは仕事が辛いときにはすぐに相談してくれる人です。助けますよ!(笑)

Q.最後に受験生へのアドバイスやメッセージがありましたらお願いします。
A.「なぜ大学職員なのか?」「なぜこの大学なのか?」「なぜ私なのか?」という考えと、それを実現できる熱意が大事だと思っています。
  大学職員はやりがいもありますが、辛いこともあります。その両方を感じながら一緒に楽しく仕事ができる方、お待ちしています!


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