今一度_井上小百合を思い出してみた_

今一度、井上小百合を思い出してみた。

サユリストのふらぺちいのです。

井上小百合に目がハートになってから早くも3年が経った。いまなお彼女の動向には目が離せないが、あの頃の熱量に今は到底敵わない。
サユリストに条件なんてない。自分が思えばサユリストだ。しかし最近ではサユリストを名乗るのが心苦しい。勝手に名乗っておいて勝手に苦しむ様は滑稽だ。
今一度、大火事レベルの熱量を持っていた3年前、井上小百合に夢中だったあの頃の心情を思い出したい。今度出演する舞台のチケットを買うかどうか躊躇している自分の背中を自ら押していこうと思う。

井上小百合を見る目がハートになった瞬間は、NOGIBINGOシリーズの人気企画である妄想リクエストだ。ファンが考えたシチュエーションをメンバーが演じるといった内容のものだ。井上小百合はこの企画で、彼女がいる主人公(視聴者)に再度アピールする女の子を演じていた。
主人公とその彼女と井上小百合の3人でスキー場に来たというシチュエーション。彼女が席をはずしたタイミングで井上小百合が主人公の手を握る。やっぱりまだ好きだとか、私の方があの子よりも好きだと想いを伝え、キスした後にセリフを言う。このセリフが妄想リクエスト史に残る名言なのだ。

『さゆね、2番目でもいいよ?』

自尊心の欠如がもたらすものなのか、野郎の奥底にあるハーレムへの憧れか。あなたには彼女がいるけれども、それでも私の気持ちはおさまらなくて、私はあなたのそばにいたいの。だから、2番目でも良いよといったところだろう。

井上小百合のツラを見たことがないひとは、一度乃木坂の公式サイトへ行って見てほしいところだ。あの可愛いと綺麗が寸分の狂いもなく絶妙なバランスで配合されて、どこか儚く、しかし力強いあの顔と、甘く透き通った声が発する『2番目でもいいよ?』は、年頃の野郎に「当然自分は井上小百合に夢中になる運命下にある」と思わせるだけの力があった。世の中の理想を絶妙なバランスで実現させているのが井上小百合だと思っている。

バランスが絶妙なのは顔面や声に限った話ではない。あの外見を持ち合わせていながら、小さい頃兄の影響ではまっていたスーパー戦隊の思考を持ち合わせているために、胸の奥底には熱いものがある。
また、大人計画に憧れを抱いているために多少ハードな笑いや口調を好んでいる。べらんめえ口調で、メンバーに「嘘つきくそ野郎」と吐く様は、かなりロックだ。圧倒的に女の子といった顔でありながら、男子校のノリを彷彿とさせる表現は、井上小百合を唯一無二の存在にさせる。

それでいてなおファンへの感謝を忘れない謙虚な姿勢は、やはり井上小百合は顔がかわいい女の子が奇をてらっているわけではないことを、十分に証明している。

井上小百合に心を掴まれてから、握手会に通い、ライブでさゆにゃんとコールし、舞台で静かに彼女を見守る。やっぱり私は、井上小百合が好きだ。


#悦セイスト #サユリスト #井上小百合


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