「初心」にかえる
毎日投稿しようと決めてからちょうど1年。
当初、書こう書こうと思っていた小説の題材があって、書きはじめたものの、なかなか筆が重くって、とは言え、何も書かないってのもなんだか怠惰な気がしたので、小説が進まなくても、モチベーションキープのために、なんか、書こうと。
なんか書いてれば小説の方も書きたくなるだろうって思うていたけれど、全くそんなことはなく。
むしろ、なんか書こうという、いわゆる手段の方が目的化してきて、小説の方は進捗が3月初頭にぱったり止まって5話まで。なんかの方が延々続いて1年間。
手段の目的化。
なんか書くといっても、そんなに根を詰めて取り掛かる訳ではないのですが、毎日書くためにネタ探しやら用意やら、ネタを文字に落とすための簡単な構成やらがボワーッと頭のどこかにおるんですよね、常に。
仕事に追われていたりそれより優先したい何かがあるときは、細かにそれがストレスになったりします。しかしながら、1年間は続けようと。決めたからにはやろうと。コツコツと。
ストレスがかかると、それを解消しようと能力の方が伸びてくれるか、感覚がマヒしてくるかのどちらかで、今回の場合はおそらく両方で。
視点や内容、まとめ方、落とし方はさておいて、30分そこいらで、とりあえず頭の中のものをアウトプットする能力は伸びました。毎日更新することを前提とすると、毎日更新するために割ける時間の中で決めたことをこなすことに最適化が図られるんですね。それはとてもよく分かった。
そして、ストレスはいい具合にマヒしてしまっているので、それが意味あるものかどうかってことはあまり考えなくなるんですよね。
節目というのは、そういう習慣化された何かを見直すタイミングとして、とても有効です。
今日で1年。
読んでくださる方や、コメントをくださる方、スキを押下してくださる方、コラボしてくださった方、記事を取り上げてくださった方、マガジンに追加してくださった方。
SNSでのアウトプットには、そういう支えと共に何かを得られるという喜びがありますね。贅沢な時間を過ごせました。
明日からの更新はここでおしまいです。
noteを通じてかかわってくださった皆様、本当にありがとうございました。
また何か書きたいという思いが湧きましたらキーボードを叩きたいと思います。すぐにそういう日が来るかもしれないし、来ないかもしれません。やれることを続ける毎日も素晴らしいのですが、やりたいことのために爪を研ぐ時間というのもまた大切にしたいということです。
一度ぽっかりそこに穴をあけて、何が入ってくるかが楽しみです。
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