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なぜシニア世代の親は携帯買換えで苦労する?失敗しないID・パスワードの管理方法#59

先日、母のスマホ買い替えのため携帯ショップへ同行しました。
そこでヒヤリとしたことがありまして。

事前の対策をしておくことで、親御さんやサポートするご家族が困らないでいいよう、高齢の親が携帯を買い替える前に準備しておくべきことをご紹介します。


当日のミッション

母が元々使っていたiPhoneの充電容量が低下し、フル充電しても1日持たなくなってきたことから、買い替えることになりました。今回は、
①新しいスマホ(iPhone)を買うこと
②旧機種を下取りしてもらうこと

この2点を目的にショップへ訪問しました。

データ移行

新機種を選び、とりあえず購入手続きはできました。
そして問題は、旧スマホから新スマホへのデータ移行です。

当日その場でできれば、旧スマホをそのまま店頭で下取りしていただくことができます。(機種の損傷状態に応じて、後日ポイントが付与されるとのこと)

もしできなければ、旧スマホを自宅に持ち帰り、後日郵送キットを受け取ってデータ削除済みの旧スマホを送り返すとのこと。

持ち帰り仕事を増やしたくない・・・
これは何とか今日この場で手続きを終わらせたい・・・!
そんな気持ちで、その場でデータ移行をすることにしました。

いにしえのメールアドレス

iPhoneからiPhoneへの移行なので、クイックスタート機能で画面の指示に従い、問題なく進めました。
主なデータが移ったところで、IDとパスワードを求められるものが・・・

母も頻繁に使わない「Apple ID」でした。

これはID・パスワードのヒントメモを持参していたので、それを入力してクリア。

しかし、ヒヤリとしたのが、そのIDに利用していたアドレスが既に使用していないメールアドレスだったのです
以前契約していた通信会社のプロバイダメール(解約済み)で、メールボックスを見ることができないという状況・・・

もしパスワードを忘れていたら・・・その後始末のサポートを想像すると、恐ろしい。

引き継ぎのチェック

LINE、銀行系、メールなど、概ね重要と思われるアプリ・データは引き継ぎできていることを確認。

旧スマホのデータを削除して、下取りへお店の方へお預けし、私のミッションは完了しました。

同行して気づいたこと

親のデジタルデータのID・パスワードの管理方法について、あらためて本人と話をする機会になりました。

気にはなっていたようですが、使っていないメールアドレスをIDに設定したままになっているようなアカウント。
何かの事情でパスワードを失念したときに、パスワードリセットができずに大事なデータが消失する可能性もあります。
今回きちんと受信ができるアドレスへ変更しました。

「ID・パスワードはただ記録しておけばいい」というわけではないことを、改めて感じました。

高齢の親が携帯を買い替える前に準備しておくべきこと。

その一つとして「IDにしているメールが確実に受信できるアドレスになっているか見直すこと」を挙げておきます。

皆さんも、古くから使っているデジタルサービスのID・パスワードは変更する必要はありませんか?

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