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その預金口座の分け方に意図はあるか?損する通帳・得する通帳#14

「三菱UFJ銀、通帳有料化 4月から年550円」

三菱UFJ銀行は1月18日、紙の通帳に手数料を新設することを発表されました。2022年4月1日以降に開設する個人、法人口座が対象で、年間550円(18歳未満と70歳以上の個人口座は対象外)とのこと。

終活の場面で困ること

この記事がネットニュースで報道された時
「亡くなったときに口座の確認が難しくなる」
「ネット通帳だけだとパスワードがわからなくなる」
といったコメントが挙がっていました。

相続や生前対策の相談現場では、通帳に関してこのようなお困りごとをよく伺います。

□ 家のどこに通帳を置いているかわからない
□ いくらお金を持っているかわからない
□ どこの金融機関で口座を持っているかわからない

自分自身は把握しているつもりでも、昔作った口座の存在を忘れていることがあります。
また自分の体調が悪くなって、病院や施設を利用するため家族へお金の管理を託す時に、家族が混乱することも。

この記事ではそんな事態を防ぐため、終活世代の皆さんやご家族が困らないための預金通帳の管理方法・相続対策をご紹介します。

この記事を実践して頂くことで節約できる、相続手続の時に必要なはずだった証明書取得代・ご近所の金融機関へのバス代ほどの料金にしています。宜しければご覧ください。

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