帰省時に親と一緒に開けておきたい「仏壇の引き出し」#44
「これは大切なもんやけん、仏さんのところに置いとかんね・・・」
そう言って、ご先祖様の供養に関する大切な書類を、仏壇の引き出しへ収納される親御さん。
みなさんのご実家では、仏事に関する書類はどこに保管されていますか？
日常のお参りでチェックする「親族の年忌法要表」などは、動線とあわせて仏具と一緒に置いておかれるのがスムーズでしょう。
しかし、頻繁に見る必要がなくても、次世代へ引き継ぐべき書類はもしもの時に備えて、家族がわかるように整理しておきたいものです。
例えば大切な書類として、次のようなものがあります。
・納骨堂の利用規約
・お墓の永代使用承諾書
・葬儀社の互助会の加入証書
・生前につけていただいた戒名
・お寺さんの永代供養に関する契約書
・葬儀社で加入した葬儀用の生命保険証書
・遺言書
契約に関するものや、利用する権利に関するものが想定されます。
またご自身の遺言書を隠すように収納されていることも・・・
皆さんのご実家では、お線香やロウソクの在庫のスキマに、代々引き継ぐべき重要な書類がはさまっていませんか？
書かないエンディングノートでは、将来の葬儀や法要に備えて、このような大切な書類も一緒に収納することをお勧めしています。
仏具と一緒に置いておいた方がよい場合は、コピーを書かないエンディングノートに収納することも良いと思います。
ぜひ一度、親御さんと一緒に仏壇の周りに大切な書類がないかどうか、チェックしてみてください。
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