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親子ではじめるキャッシュレス決済の整理整頓#48

「先日、クレジットカードの不正利用に遭って・・・」

知人と話をしていたら、こんな話題になりました。

不正利用に気づいたきっかけ

その方曰く「カードの利用明細書を見ていて、身に覚えのない明細に気が付いた」とのこと。すぐにカード会社へ連絡し、代金は補てんしてもらえることになったそう。
新しいカードに作り替えてもらい、事なきを得たようです。

話を聞いて怖くなってきて、自分のカードも不正利用されていないか、利用明細をチェックすることにしました。

私はweb明細を利用しているので、web上でチェックしようとしたら、困ったことが・・・

この数年で変化したキャッシュレス化の影響

1.決済回数が明らかに多くなった

メインカードとして使っているカードの明細を見たら、目で追うのがちょっと大変になるくらい、取引の量が増えていたことに気付きました。

それもそのはず。御多分に洩れず、ここ数年のキャッシュレス化の波に乗っていた訳ですが、メインカードの平均利用回数が増えていたのです。

2018年1月〜3月 49回の決済回数
2022年1月〜3月 78回の決済回数

田丸調べ

お昼の弁当代など日常生活で普通にカード決済ができるようになったので、4年前と比較して約1.6倍のデータ数になっていました。(この時期は旅行など特別な行事が無い時期です)

キャッシュレス決済が日常になってデータ量が増えました

2.サブスク課金の支払い手段が統一されていない

日経新聞電子版やApple Musicなど、デジタルサービスをいくつか利用しています。有料課金手続きをする際、その時の気分で、決済するカードを選んでいました。

そのため複数のカードの利用明細にサブスクの決済履歴があり、「情報が散らかっているなぁ・・・」という状態になっています。

例えばETCと連動しているカードなどは、道路料金やガソリン代などに使い道を限定しておけば、明細をチェックした時に利用店舗名などがパッと見で分かるので、異常なデータを発見しやすくなりそうだと考えました。

各カードにマイルールを決めたい

キャッシュレス決済と付き合うために対策したこと

・現金以外で支払いする回数が増えてきている
・自動課金されるサービスがある
この状況を踏まえて、お金の流れ道を整理することにしました。

①メインカードに支払いを集約する(日常生活・サブスク)
②サブカードの使い道は専門化する(ETC&ガソリン関係、携帯電話関係など)

カード決済の道筋を整理することで、サブカードのチェックをしやすいようにします。
その結果、メインカードもチェックや支払い手段の管理をしやすいようにしました。

親子ではじめるキャッシュレスの整理整頓

「クレジットカードやQRコード決済は使いこなせないわ」という年配の方でも、この考えは同じようなことが言えます。

相続手続きの時に亡くなられた方の通帳の履歴から、手続きが必要な契約のヒントを探すことがあるからです。

「年金の入金」「公共料金や生活費の引き落とし」などを一つの口座やカードに集約することで、ご遺族の方の確認や相続手続きがスムーズになりますし、ご本人もお元気なうちは管理しやすくなります

できるだけ一つの通帳に集約しておきましょう

図解でまとめ

「キャッシュレス決済」
ここでは現金の受け渡しをしない意味で、口座振替、クレジットカード払い、QRコード決済を想定しました

QRコード決済であろうが、クレジット決済であろうが、口座引き落としであろうが、現金を受け渡ししない支払い手段には、同じ理屈で情報が整理できるようにしておくべきだと考えています。

ルールなく五月雨式に支払い手段を使っていると、支出の情報が見えづらくなって、支出のコントロールがしづらくなります。

自分自身や家族が支払い手段に振り回されないためにも、お金の流れを一度点検されてはいかがでしょうか?

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