ジャガイモの雪どけスープと野カンゾウのトッピング #まいにち土鍋
野カンゾウ。雪どけの里山に現れた山菜。夏になると山野や小川沿いにオレンジ色の花が咲く。とある道の駅で雪どけ後に現れた新芽を分けて売ってくださっていたので、今年の春はなにをつくろうと、腕をめくった。
山菜の中では珍しく灰汁がない種なので、生でいただくことに。ただ野草や山菜は軽んじてはいけない。きれいな葉なので心配無用だろうが、蛭がいないか注意してねと昔どこかで聞いた記憶が耳に残っているので、付け根の白い茎を切って、重なる葉部分をよく洗い流す。その白い茎は特に甘くて美味しいので、ネギの代わりにスープのトッピングにする。
ジャガイモを茹で、柔らかくなったら湯を切り、蓋を閉めて上下に揺らして粉吹き芋をつくる(多めに作っておけばスープの具、サラダ、ソテー、あんかけ煮など色々支えて便利)。ヘラで粗くつぶして土鍋に入れ、適量の水と塩を加え軽く煮て雪どけスープにする。隠し味の醤油をつつーっと。最後に野カンゾウの茎を入れたら春が来た。
まいにちは、日に日に春を呼ぶ。
打ち合わせのあと美術館に行った。
昨日まで遠距離を移動したので、体内時計が少し狂いそうだったけれど、美術館の展示に癒された。この感想については、時間がある時に書こうと思う。
3月27日(日)
煮る「土鍋コッチョリーノ1.5合炊きサイズ」
ジャガイモ/野カンゾウの茎/塩/醤油(隠し味)
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