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tamamiazuma
2020年1月14日 16:27
2000年の7月、台風一過の夏の日、現在の窯がやってきた。1歳に満たない息子を抱っこしながら、大々的な窯の搬入を眺めていたあの夏。工房コッチョリーノは、実はマンションの地下にある小さな部屋に、こっそりと佇んでおり。1.5トン以上ある窯を隣接地からクレーン車で吊って、さらに庭に鉄パイプの足場を組んで階段からおろす。90年代のほとんどを、日伊を往復しながら修行生活を送っていた。ようやく東京での