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ASDの特性として疲れないための対策をとった

自分の性格だと思っていれば「我慢するしかない」という頭だったけど、診断書に「自閉症スペクトラム」と記載され、カウンセラーに特性として言及されると「対策を立てよう」という頭になります。
昨日、引きこもりがちな私にしては珍しく出掛けてきた。そこで「疲れやすいポイント」や「疲れないための方法」を考えて実践してきました。
自分のために記録にしておきます。そして手元に内緒の日記として置いておくのではなく、人目につく場所に公開することで決意表明みたいなことをします。

状況:ボランティアグループの講習会に参加

保護猫のボランティアをしています。譲渡会や猫イベントで会った方はいるけど、親しくはない人々です。
私の不得意なこととして、人と会話することも苦手だけど、人の顔と名前を覚えられない
特徴的な人は何回か会えば覚えられるので、相貌失認とまではいかない。ただ苦手なだけ。
体型、髪型などわかりやすい特徴があれば、覚えられる。あと「見たことはあるけど名前がわからない」ことも多い。

そんな人々の集まりで、自由参加の勉強会があり参加してきました。
開始時間は夜。
私には、遅い時間です。

「これは前回の友達と会った時と同じようなことになる……」
(意欲があって参加したのに疲れを自覚できないまま時間を過ごし、ぼーっとして頭も感情も動かなくなり、帰ってからぐったりする)

と、わかったので自分の中にルールを作っておきました。

対策:疲れや空腹を自覚する前に退席する

私は疲れや空腹を我慢しちゃう。
帰宅して「早く帰ればよかった、何か食べればよかった」と後悔する。
だからそこを対策しました。

  1. 昼食〜出発までの間に何か食べておく。

  2. 人と会っている時でも、途中で退席してもいい。

  3. 帰り道に何か買い食いしてもいい。

  4. そうした行動を「人付き合いが悪い」「空気の読めないやつ」「ガッカリされるかも」と自分を責めないで、自分にとって良い行動だと思う。

「食べてもいい」が多いのは、食べたら食べた分だけ太るので食べ過ぎたくない気持ちで我慢しちゃうからです。

結果:予定時刻より遅くなったけど気持ちが軽やかだった

夕方に一回おにぎりを食べておきました。
「じゃあ最後は夜食を食べながら懇親会を〜」な空気になった時、「お先です!」と立ち去ることができました。
帰りに買い食いもできました。
それでもちょっと無理したところもあったけど、まあまあ自分を労った行動ができてよかったです。

反省:もっと早く帰る

学生時代はともかく、もう夜更かしができなくなりました。21時には眠い。22時には限界。
講習会を21時に抜けたとしても、帰宅してすぐに寝れるわけではありません。自宅の保護猫たちのお世話があります。
そうした帰宅後の行動時間を考えて、もっと早く講習会を抜けるべきでした。
「帰宅したら22時を過ぎてる人もいる、深夜まで眠れない人もいる」とわかっていますが、自分は体力も気力もないから真似できないとして堂々とするしかない。
今度は20時を門限にしようかな。

考察:無理したくなる気持ちがあるからサボりができない

私は真面目ではなくて、手抜きやサボりたいズボラ人間。ただ要領よくできないのかもしれないけど。

講習会でも、友達と会う時でも、疲れた・飽きたと思ったらさっさと抜ければいいじゃない!
と思われるだろうけど、私はその場にいたい気持ちがあります。
人と話すのは苦手だけど、

  • 友達の近況を知りたい。

  • ボランティアさんや獣医と話して知識や意見を聞きたい。

  • そういう場の空気感を知りたい。人と会うという経験値を積みたい。

気持ちはあるんです。
ただ会話が苦手なので疲れやすい。
この辺をうまくバランス取りたいな。

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