見出し画像

愛しているから結婚したのではないことに気づく

今夫は手術中です。
結石がスッキリなくなって無事に終わることを願いながら待っています。

愛されるより愛したい?
愛するより愛して欲しい?


2番目に好きな人と結婚したほうが幸せになる。
女は愛されてナンボ。
愛してくれる人と結婚するほうがうまくいく。

などなど、よく聞かれる。

愛ってはかれるのか?

2番目に好き…
1番とか2番とか順番のつけ方は?

愛されているって何でわかるの?
バロメータは?

何気ない女子トークでもよく聞かれるが、冷静に考えると意味不明である。

結婚をするということは家族になるということだ。
お父さん、お母さん、兄弟、順位で考えたことがある人は少ないのではないか?
愛してくれているとしみじみと実感したことはないのではないか?



気の持ちよう


この一言に限る気がする。

自分のことは分析できても、相手の感情ははかることはできない。

何かをしてくれる。
優しい言葉をかけてくれる。
人に伝えてくれる。

これらは全て感情ではなく、行動なのだ。

例えば、自分の体調が悪い時に、好きな人に、
「大丈夫?無理しないでね」
と言われた。
私は愛されていると捉える人もいるだろう。

「大丈夫?無理しないでね」
と仕事をかわってくれた。
愛されていると捉える人もいるだろう。

「大丈夫?無理しないでね」
と栄養ドリンクをくれた。
愛されていると捉える人もいるだろう。

「大丈夫?無理しないでね」
とハグされた。
愛されていると捉える人もいるだろう。

「大丈夫?無理しないでね」
と家まで来てお粥を作ってくれた。
愛されていると捉える人もいるだろう。

どの言動で愛されていると捉えるかは人によって違う。
しかも、相手によっても違うのだ。

そしてやっかいなのは、一度目は愛を感じたことも、複数回同じことが続くと、愛は感じなくなる。

そんな右肩上がりな人間関係が何年も続くはずはないのだ。


結婚とはなんだろうか。
愛やら恋やらとは全く別物じゃないのか。
恋人への愛と夫への愛は別物と私は思う。

洋服を着るように
歯を磨くように

その行動についてなにも考えない存在。
だが、毎日絶対にする行動。
朝起きて目が覚めて横にいる。
仕事に行き、帰ってくる。

それが当たり前に繰り返される。
幸せとはそうゆうことなのではないか。

愛してる

何度も言われた。
何度も言ってくれた人は今横にはいない。

どこで何をして
どう生きているのかもしらない


夫から愛してると言われたことはない
だけど隣にいる
当たり前のその存在に感謝する

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?