綺麗な玉ねぎ

色んな依存症を抱えて生きています

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あの日の君へ

お玉は高校生の時就活したんだけどパチンコ屋に就職希望出したのね。 オーパスっていうパチンコ屋なんだけど。 面接あるじゃん。それ用に自己PRの文章作るやつあるじゃん。 お玉結構作文とか書くの好きで国語の点数だけはいつも高かったのね。 まぁ自信があったわけ。 案の定担任の先生が激褒めしてくれて、帰りのホームルームで教壇の前で読んでくれて、みんなもこんな自己PRがかけるように頑張ろう!!ってもうそれは称賛の嵐だったの。 あたしゃ嬉しくってさ、友達なんかもお玉に聞いてくるの。

    • 重大報告

      私綺麗な玉ねぎは、昨日16時起床後パチスロ店に入店するも、打つものがなく、ちょっとだけの気持ちでe Re:ゼロから始める異世界生活 season2を平打ちしたところ、なんと投資3kでポキューーゥン!!!が店内に鳴り響きすぐさま裏ボタンを押すも震えず絶望のOKボタン連打でベアトリス点灯。 体中から脳汁を分泌し興奮状態が冷めやらぬ中、右打ちを取れるか命がけの勝負へ。 この世にある全ての55%を引き寄せることをイメージしながらいざ参る(この時既に脳が半分溶けているため幸福度、快

      • 【心理テスト】選んだ色で本当のあなたの人格がわかります!【タメになる!】

        次の中から薬の色を一色だけ選んでください 選びましたか? では本当の自分を覗いてみよう! 赤を選んだあなた自分は特別だと思い込んで生きてるバカ 他の人が選ばなそうなものを選んで自分は特別だと思ってるけどそんなことないし大して実力もない もう少し謙遜して生きていきましょう 恥をかきますよ 青を選んだあなた楽しむという事を捨て生きてるバカ 損得でしか生きていないため一番嫌われてるし友達もいない タチが悪いのは、この生き方をしない人をバカにする そうやって孤独な自分を正当化し

        • 私はスーパー中学生でした

          これは中学一年生で経験した出来事です。 当時、私はテニスの王子様に夢中でしたので、当然のごとくテニス部に入部しました。 女子中学生の部活。 みなさんはご存じでしょうか。 そこには厳しい、しきたりがあることを。 そもそも私の中学には部活動に限らず様々なしきたりがありました。 まずはもちろんスカートの丈。 これは、どこの学校でもあったかと思います。 一年生はスカートを折り曲げて短くすることは許されません。 一年間は総じてスカートの長さはスネまでと決まっておりました。

        あの日の君へ

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        • maga
          3本

        記事

          モンストが私に教えてくれたこと

          モンスト全盛期。 私は、見ず知らずの人達とマルチプレイができる100人規模のLINEのトークグループに入会していました。 その当時、最強だった卑弥呼を持っていたので、クエスト募集があるごとに善意で「卑弥呼でよければ行きましょうか?」と返信していました。 ある時、クシナダか何か忘れましたが、募集がありいつものように卑弥呼でよければと声をかけました。 すると絡んだこともない人から「卑弥呼でよければじゃねーんだよ、適正も持ってねーのに死ね!!」と言われ、そのままその人は流れる

          モンストが私に教えてくれたこと

          オタマジャクシ

          中学三年生。 もう何年前なのかすぐにはでてきませんが、中学三年生の時に私は貴重な経験をしました。 今日は、そんな経験を紡ぎ合わせた文章をご覧頂ければと思います。 中学時代の私はテニス部に所属しており土日は他校に練習試合をしに行くほど活発な部活動に所属しておりました。 練習試合も終わり、部内の友達と他校の探索を行っておりました所、小さな池を見つけてそこにはたくさんのオタマジャクシがいました。 私は、そのオタマジャクシがとても可愛く見えて何匹か連れて帰ることにしました。 その

          オタマジャクシ

          自分のすきなもの

          好きなものについて考えてみる。 雨が降った日の次の日の朝 ・遠くの山がすごくくっきりして見える スマホについてる指紋をティッシュでふき取ったらめちゃくちゃ綺麗になるあの画面 カステラについてるフィルムをはがすとついてくるザラメ カスタードプリンの上の部分(パリパリしてるやつ) 塩っ辛いやきとり 透明な瓶に入ってるいかの塩辛 友達と朝方まで喋ってて何言っても面白くなるあの現象 かっぱえびせんに、たまに入ってる小さいかっぱえびせん 一口目のコーラ 家で一人で垂

          自分のすきなもの

          帰ってきたノブ

          今日、千鳥のノブが出所する。 私は、元嫁の子供と二人で2年間ノブの帰りをずっと待っていた。 子供はとてもかわいい。 3歳の男の子だ。 刑務所に入ったのも、ノブが親権を取るために無茶をした為だった。 日本のどこかの刑務所の重たい鉄格子が開かれる。 ーーーーーーーノブだ。 「久しぶりやな」 初めてノブの声を聞いたかのような感覚だった。 子供がノブに駆け寄る。 ノブは子供を抱きしめながら呟く。 「お前の為なら何度だって死ねるんじゃ」 そう呟いたノブのかすれた声を、私は涙

          帰ってきたノブ