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おすすめ漫画 お仕事×クラフトビール「琥珀の夢で酔いましょう」


皆さん、漫画はお好きですか?
私はもちのろん好きです。最近は通勤中にゴロゴロ中に暇さえあればpixivコミック新着で面白そうなものから片っ端から読み漁っております。
漫画であれば何でも良いのでジャンルはもちろん、数話目からでも楽しめるタイプですが、その中でも「続きが読みたい」と思ったものは定期的に読みに行きます。自分のお気に入りを見つけるのも楽しい。

今回はその中で、お仕事と食べ物に関するおすすめ漫画をご紹介です。
数話が無料で読めますので、よろしければ読んでみてください!

「琥珀の夢で酔いましょう」


原作:村野真朱/作画:依田温/監修:杉村啓(「白熱ビール教室」著者)

京都を舞台にしたクラフトビールとお仕事の話。略して「こはよい」
料理は美味しいのに人が来ない居酒屋「白熊」の店主、広告会社に勤務する派遣社員、目つきが悪い京都出身のカメラマンの三人とクラフトビールを中心とした人間模様が描かれています。


毎回紹介されるクラフトビールが美味しそう!
ラガーやエール、IPAといったビールの種類(スタイル)の違い。原材料や製法によって異なるそう。
さらに、ぬるめで楽しむもの、スイーツと合うものなどなど食事とのペアリングも紹介されています。
ビールはキレと喉ごし!というイメージがあったのですが、これを読んで思った以上にビールって豊かな世界なのね!と気付かされました。

私はこれを読んで、第1話で紹介されている京都醸造さんのオンライン工場見学を予約し、ビールを取り寄せました笑スタウトの「黒潮のごとく」が美味しかった。


あと個人的には「帆影と共に去りぬ」に出てきたアンバーエールが気になる。
アンバーエール、なかなか近所に売ってないんですよ〜〜。コロナになる前はクラフトビールのお店も行っていましたが、さいきんはそれもできず。早くコロナが終息することを願うばかりです。



またビールの話だけでなく、三者三様のお仕事模様も読み応えがあります。


ガンガン企画を作って成果も出てるのに、「派遣社員」「女性」ということで周囲に認められなくて苛立っている七菜。

個人的に印象に残ったのは、「ビールを自由に楽しんでほしい」、とビールイベントの企画を考える中で「自由って何だろう」と問いかけているシーン。
「自由」と言う言葉は言うのは簡単だけど、いざ「どういう状態が自由なのか?」と聞かると言葉に詰まる。
どんな結論を出すのかと気になって読んでみると、人から○○べきを押し付けられたり、差別されたり、といった不自由を一つ一つ解消することが自由な状態なのでは、と書かれていました。
(手元に単行本が無いため表現、ニュアンスが違うかもしれません。。)

綺麗な言葉ではなく地に足のついた考え方で、思わず「なるほどなー」と言ってしまいました。作者の方々はしっかり考えられて話を作っているんだなーと感じたシーンでした(上から目線…汗)

目の前の課題に一つ一つ向き合っていく姿は見ていて気持ちが良いですね!
自分の不満・意見をはっきり言える所と周囲を巻き込む力は見習いたい。
仕事や日々の立ち振る舞いの参考になります。

中心の三人以外にも醸造家、モデルさんなどいろいろな人が出てきて楽しいです。
クラフトビールのように、苦味、香り、コクそれぞれ違う豊かな個性のある人間模様が描かれていて、何度も繰り返し読みたくなります。
一番の推しは目つきの悪いカメラマンの鉄雄さん。パっと見とっつきにくそうに人をよく見ている所、好き…。ビール関係ない。


もっかい公式サイトのリンク

pixivコミックのリンク

Amazonも貼っておきます

ではでは!

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