短時間で最大の効果を得る超効率勉強法
「何度も学んだのに、すぐ忘れてしまう」
「努力した時間だけ報われたい…」
勉強は継続しないと意味がない。
誰もがそう感じていると思います。
とはいえ本音を言えば、
最低限の努力で
質の良い勉強がしたい
私も無駄な勉強を一切したくありません。
勉強して意味がある、報われる、生活がどんどん良い方向に変わっていく努力だけをしたいと常々考えています。
仕事が終わったあとで家に帰り、
30分だけでも読書をする。
こういった努力が報われるための、学んで無駄にならない方法を今日は伝えます。
"短時間で最大の効果が得られる
勉強法について"
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物覚えの良さは割合で決まる
割合とは復習する回数のことです。
読書をするなら「1日のなかで同じページを繰り返し読む」といったもの。
「テキストの再読」
この方法ですが、米国の心理学者であるマーク・マクダニエル氏らは、テキストの再読が非効率だと指摘しています。
その理由として
① 時間がかかる
② 記憶を長く保持できない
③ 読み慣れると理解したように錯覚する
マーク・マクダニエル氏らが2009年に発表した研究によれば、テキストを繰り返し読むことは効果が限定的になってしまうと。
実際の研究では、被験者を2つのグループに分けて試験の成績を比較しました。
① 教材を一度読んだあとにすぐ再読するグループ
② 教材を一度しか読まないグループ
その結果、試験をすぐに受けた場合は①のグループの成績が少し良く、同じように上記の方法をしたあとに期間を空けてから試験を受けた場合は、①と②の成績が変わらなかったとの結果が出ています。
さらには、数日置いてからテキストの再読をするグループについても調べたところ、そのグループの被験者は好成績を出したのです。
つまりテキストの再読をするなら、
"単に回数を増やすのではなく、
一度学んでから日数を置いて復習する"
これが重要です。
今日は読書を10分したなら、明日の同じ時間帯あたりに同じ箇所を10分復習するということです。
「このページに書いていた内容は、〇〇のことについてで、確かこういうことだったな…。」と。
何も浮かばなければその章のタイトルだけ見て、「ここは〇〇のことが書いていて〜」という流れですれば、記憶が刺激されて思い出しやすくなります。
そして10~30秒だけ思い出す時間を作ったら、すぐに読んでいく。
時間をかけずに、面倒と感じさせずに進めていくのがポイントです。
🖋 ポイント
・学んだら日数を置いて復習する
・復習するときは10~30秒思い出す時間を作る
・復習する内容が思い出せない場合は、章のタイトルや数行だけ見て思い出す
復習する理想のタイミング
東京大学教授・脳研究者の池谷裕二氏によると、復習は4回あれば十分とのこと。
そして学んだことを記憶している期間は約1ヶ月なので、その期間内で以下のタイミングに沿って復習すれば良いと勧めています。
少し細かい話をすれば、1回目が翌日なのは、学んでから1日経つ場合と1ヶ月経つ場合は、復習するときの勉強効率が大して変わらないからです。
忘却曲線って聞いたことがあるかもしれませんが、1日経って復習した場合は34%の時間を節約して学んだ記憶を100%に戻すことができます。
それが31日後の場合は21%の時間を節約して100%の記憶に戻せるので、比べたら13%しか変わりません。
それに触れたことがない分野の勉強ほど、1回目で早く復習しないと短期間で大半を忘れてしまうと考えられているので、学んだ翌日に復習するのが理想だと考えられます。
なお、1回目の復習以降は100%の記憶率から大きく下がりづらくなっていくので、1週間後、2週間後と期間を空けていくんです。
🖋 総まとめ
・復習するタイミングは
1回目:学んだ翌日
2回目:1回目から1週間後
3回目:2回目から2週間後
4回目:3回目から1ヶ月後
・復習するときは10~30秒思い出す時間を作る
・復習する内容が思い出せない場合は、章のタイトルや数行だけ見て思い出す
ほんの少しの違いかもしれません。
ですが勉強の復習するタイミングを工夫すれば勉強時間をかなり節約できます。空いた時間で他の勉強に力を入れることだってできます。
これは今日や明日からでも取り入れられる方法です。
毎日ちょっとした工夫が人の差を作ります。
1つの行動で2つ、そして3つとリードできるように動いていってみてください。
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なお、「時間を効果的に使いたい。勉強に集中できる力がもっとほしい」という方は以下の記事を参考にしてみてください。
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