クスクスの歴史 - 謎が多い極小パスタの起源とは
クスクスとは、北アフリカで生まれた極小パスタ、またはそれを使った料理を指して言います。
写真の見た目はご飯に見えますが、ご飯粒よりもっと小さいパスタ。しかし食べた感覚はご飯といった感じで、茹でた肉や野菜のスープでじっくり蒸し上げたクスクスは、ちょっとスパイスが効いた炊き込みご飯といった味。
他にも、サラダにしたりスープに入れたりと、おしゃれで便利な食材ということでじわじわ広がりつつあります。
しかしその起源はよく分かっておらず、謎の多い食べ物なのです。
ここから先は
5,434字
/
5画像
食文化の歴史は歴史の授業では決して習うことはありません。しかし、密接に社会と産業、文化の発展史と密接に関わっていますし、場合によっては特定の人物の英雄的な活躍によって生じる場合もあります。とにかくおもしろい食文化の歴史をぜひご覧ください。
歴ログ【食文化・料理】傑作選
300円
歴ログ-世界史専門ブログ-のテーマ「食文化・料理」から傑作選を20記事選定しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?