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樹氷ライトアップを見に山形蔵王へ行ってみた

2024年も「やりたいことをやる、行きたい場所へ行く、会いたい人に会う」をモットーにしている私です。

2024年の幕開けの地震や事故のニュースに信じられない思いでした。
被災被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

当初、気持ちが落ち着かず、1月6〜8日に控えた夫と行く旅行も楽しみではなくなってました。そんなとき、XのTestosteroneさんのポストに救われたのです。

「普段通りの生活を楽しんでね。楽しんだり幸せを感じる事は決して不謹慎なことじゃない。あなたは笑顔でいてね。幸せでいてね。暗い雰囲気にのまれないでね。」
この言葉にどんなに気持ちが軽くなったことか。そして以前から行きたかった山形蔵王への旅行の準備を始めることができたのです。ありがとうございました。


山形へ

山形県へは初めて行く。スノーシューと樹氷、温泉、山形の城下町探索を楽しみたいと考えていた。新幹線で山形駅へ到着。空はどんよりして時折小雨が降っていたが、少し散策してみた。

山形駅近くの霞城公園内にある
山形市郷土館(旧済生館本館)
西洋建築を取り入れた元病院
中庭がある素敵な建物だった
展示も山形の病院の歴史が分かり
興味深い

蔵王温泉へ

山形駅から蔵王温泉へは宿(おおみや旅館)の送迎バスを利用。これは
ありがたかった。宿に到着後、近くを散策。

宿の裏手にある酢川温泉神社へ
229段の階段を登りお参りする
この日は雪も積もってなかった

樹氷ライトアップを見に


樹氷は1月下旬から2月上旬がいいらしい。到着日の1月6日は最適な時期より早いし、今シーズンは暖冬で雪が少なく、樹氷祭りは始まっていたが、大きさはまだまだとの前情報だった。それでも行ってみなくちゃね。

ライトアップ時間は17時〜21時まで。宿から15分くらい歩いて日が暮れる16時半頃には蔵王山麓駅につき、ロープウェイに乗った。

蔵王山麓駅からロープウェイを2つ乗り継いでいく
途中の樹氷山頂駅

実際行ってみたら、育ち始めたばかりの樹氷といえども迫力満点!初めて目にした光景に圧倒された。やはり実際に行って目にするって刺激的だなぁと改めて感じる。旅の醍醐味だ。風と雪で視界はあまり良くなく一面の樹氷はぼんやりだったけど、ライトアップされたその風景は幻想的で素敵だった。この強風と雪が樹氷を作っていくのだろう。今後もっと大きくなってモンスターに成長したらすごいんだろうな。

ぼんやりだけどそれも良し!
開運の鐘
もちろん鳴らしました
虹色のライトアップ
この先にも樹氷原が広がっているはずだけど
真っ白でした笑
まだでき始めた樹氷は細め
それでも初めて目の前で見ると感動
美しい
モンスターになりかけてる
今にも動き出しそうな感じ
看板も凍りついて
ロープウエイの中では私たち以外は外国人ばかりだった
話しかけたらフィリピンから家族で来たとのこと
楽しんでいて何より

18時頃には宿について温泉で冷えた身体を温めてから夕食を頂いた
本当に幸せな時間
おおみや旅館お湯は源泉掛け流し
食事も美味しく良い宿でした

雪道の散策

翌日は夜に降った雪がうっすらと積もっていた。この日はスノーシュー予定だったが、地元のガイドさんと話す機会があり
「今は悲しいくらい雪が少ないからドッコ沼あたり散策するだけなら
スノーシュー履かなくても大丈夫だよ」
と言われた。というわけで登山靴とスパッツ(ゲイター)を着けただけで歩いてみた。

朝起きると宿の近く酢川温泉神社への階段には
雪がうっすら積もっていた


さて、上の台駅から蔵王スカイケーブルに乗って中央高原駅に向けて出発!


雪景色が美しい
雪のゲレンデでロープウェイを乗るのは久しぶり
中央高原駅に着き
蔵王大権現堂でお参り
右側の道でドッコ沼に向かう
ドッコ沼

独鈷(ドッコ)沼の由来

覚山法師が修行の為、金剛杵を手に蔵王山に入り、この沼にさしかかったところ、にわかに竜が現れた。呪経を唱え、金剛杵の独鈷を水面に投げ入れると、竜は静かに沼に沈み再び姿を現さなかった。それ以来、この沼を独鈷沼と呼び竜を水神様として祀りました。

看板より
独鈷(両端がとがった金属製の仏具)

今年は辰年。神秘的なこの沼に手を合わせて平穏な世の中を祈る。

神秘的な沼
霧氷が美しい
白銀の世界

スノーシューがなくとも歩けたけれど、もっと歩くならばやはりスノーシューを履いた方が歩きやすいと思う。これから雪が深くなれば尚更だろう。

Forest inn SANGOROに到着
少し休憩させてもらう
中には暖炉があっておしゃれな雰囲気


ロープウェイを使って降りてきて薬師神社でお参り

雪があると階段が滑りやすいので要注意

宿のバスで山形駅へ 文翔館を訪ねる


14時前には山形駅に着き、その日に泊まるホテルへ荷物を預け、行ってみたかった文翔館へ。
ここは旧県庁舎で今は国の重要文化財に指定され公開されている。見応えのある建物だった。

赤坂迎賓館のよう
建物内も素敵
時計塔
山形市内の時計技師が親子に渡って保守点検しているとのこと

最終日 最上義光歴史館へ

朝方まで雪が降っていたので、雪化粧された街中を歩き、最上義光歴史館へ向かう。最上義光(1546年〜1614年)は山形城を築城し、城下町の整備を行い、山形市繁栄の礎を築いたといわれている。
ボランティアスタッフが説明してくれて分かりやすかった。

青空も見えて雪の白い色との対比が美しい
最上義光歴史館の前の日本庭園
最上義光像
文化人でもあり山形を繁栄させた人物

帰途へ

おかげさまで2泊3日の山形蔵王旅を満喫できた。さて山形新幹線に乗って帰ろう。こんなに雪が降っているのに関東地方の天気予報は晴れ。天気の違いに改めて驚き。初山形県、楽しかったなぁ。
ありがとうございました。

おわりに

今年もやりたいことをやろう。行きたい場所へ行こう。会いたい人に会おう。
自分らしく生きていこう。今自分に出来ることをやってみよう。行動しよう。前に進もう。

今回も行って良かった。家にこもって悶々としていても良いことはない。気持ちが塞ぎ込むときこそ外へ出てみよう。人と会ってみよう。旅先で会話した方達とも楽しい時間が過ごせた。感謝の気持ちでいっぱいだ。

2024年始まりました。今年もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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