3月の引き算ごと

シャットダウンしない。
これは今月のワタシの引き算すること。

私は自分の中で
毎月一つ、自分の中で引き算（辞めたい）ことを決めて
そこを意識して過ごしています。

ちなみに
1月は
『頼まれていないことを先回りしてやらない』
2月は
『行きたくないと感じるお誘いには行かない』
3月は
『過去の暗黒思い出を噛み締めない、成仏させること』

元々、やめたい種類の行動をとってしまうのは精神的なストレスや気持ちの不安定さからくるのかな？
と思ったのがきっかけ。

どうしても食べすぎてしまう
甘いものがほしくなる
お酒が飲みたくなる
なんだか身体が重だるい
片付けられない

色々あるのだけれど
どれも精神的に落ち着いてる時には、私の場合はならない。

気持ちが落ち着いてると
自分を整えておくことができる。

そこで、心がざわざわしている元になっていそうな要素を月に一つずつ引き算することにしたのだ。

今年の春
育休から復帰して、ある後輩と初めて一緒に仕事をすることになった。

彼のことは前から知っていた。
真面目で細やかで、残業もよくしていたし
嫌なことも断れない典型的ないい人だなと思っていた。

彼は多くの人に好かれていていつも何かを頼まれていた。
ワタシは、そんないい人にはなれない。
平気で断るし、断れない彼を目にしては分断して捉えていた。

しかし、一緒に仕事をしてみて
彼の魅力は『断れない』や『真面目さ』じゃなかったことに気がついた。

確かに断れなくて、仕事を押し付けられてしまいそうな場面もある。
けれど、きちんと基準をもって断るし
何より他者に対して思いやりを持って仕事をしていた。

自分の仕事が相手に、どう届けられるか
役に立つかを考えている。

指示されたことを、やるべきことをやるだけではなく
そこにプラスαが乗った仕事なのだ。

ビジネス書や本に書かれて、言葉では知っていたことも
こんな身近に実践している人がいた事に気づいていなかった。

それは、私がこれまで本で読んだ知識でわかった気になって
実際の人との関係性をシャットダウンしていたから。

人間関係は面倒くさいことも本当に多くて
自分の社会性のなさにがっかりさせられることばかり。

それでも、やっぱり人と働いたり
人と交わることはこんなことがあるから面白い。

私のシャッターの鍵は、もう閉めない。