見出し画像

日常アップデイトの巻

画像1

「先生だからといって、全ての正解を知っているわけじゃないんだから!」こんな愉快な意見が飛び出したのは、昨日のこどもみらい塾フラワークラスでのこと。

こどもみらい塾は恵比寿の駅近くにある学童で、フラワークラスはだいたい小学1年生から4年生のメンバーで行われます。

画像5

ことの発端は、Mちゃんから出された問題「1+5は?」に対し、そのまま「6」と、つまらない回答をうっかりしてしまったから。

「ちがーう!」と大きなバッテンマークをもらって、ややムキになった私は「じゃあいくつよ?」と迫る。

全員の答えが「いちご」。算数ではなく、なぞなぞの世界では、1と5で ”いちご” なのだと言われてしまった。

ええ、先生の言うことが全て正解ではありませんからね。なぞなぞの世界からすっかり縁遠くなってしまったことに気付かされるのでした。

画像2

「心が生み出したものは、職人芸よりはるかに素晴らしい」岡本太郎

人間は概念の世界で生きています。クリエイティブとは常にそこからはみ出すチャレンジを繰り返すこと。

子供たちは、それぞれのやり方で花と戯れながら心を解放しているのだなあと思います。そして先生は、子供たちからのなぞなぞで、概念の殻を破る。

心が生み出すものが素晴らしいものである様にと願い、古い殻を打ち破らねば。

画像3

そういえば、時間の概念もなかなか厄介なもの。いつまでも若いつもりでいたり、時は無尽蔵に溢れていて日常は変化しないから常の日と書くとか。

そのトリックにうっかりひっかかって、右腕の腱鞘炎がまだ痛むのでした。。

先週末、実家へ帰ってコロッケを作っていた時のこと。何しろ、欠食児童の集いの様な家族で、私はじゃがいもを10個蒸し、潰して具材と混ぜ合わせていました。

どんな頑丈な枝物も、バシバシ切り落とせるほどに私の握力は強化されてきたのに、まさかコロッケ作って腱鞘炎になるだなんて思いもせず、ありったけの力でじゃがいもを潰しまくって、炒めた牛肉と混ぜ合わせていたところ鈍い痛みが腱を走った…ああ、情けなくて情けなくて。

ムムム、デンプンをあなどってはならぬ。じわじわと、右腕に重みがかかり、気力ではどうにもならない。腕力が衰えたということか。。

無理は禁物というわけで、その後は、姪っ子が具を丸め衣を付けて揚げてくれました。末っ子の一番ちびっ子だった彼女が、コロッケ揚げてるよ!と感動する叔母バカ(笑)。

「もう18歳だよ!いつまでも赤ちゃんじゃないんだから。」と言われてしまった。そう、私の中で勝手に時を止めてしまっていたのですね。

古い概念という時計を新しくして、正確に時を刻んで行こうと思う。それが、今を大切に生きるということかもしれない。

そして、日常とか常識というものを疑って、概念を破り続けること。心が生み出す素晴らしい世界を生きるためにも。

JPEGイメージ-C68642897272-1




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?