宝水で命の洗濯
旅の続き。
山奥に、ひっそりと佇む秘湯の宿。
GOTOのにぎわいから隔離された秘境。
ここへ到着するまでの道すがら、
車窓の景色に見惚れていました。
本来、湯治とはこういう静かでのんびりしたもの。
このGOTO騒ぎで、お風呂も食事も時間制限で
あまりのんびりできないと聞いています。
本末転倒ですね。
このお宿の源泉。宝命水。
この水の流れがお宿のBGM。
宿の裏山に、ひっそりと神様を祀っていました。
お夕飯は、鯉のあらいを頂く。東京では味わえないものね。
コリコリと歯応えがあって、美味しかった。
そして、翌朝。
早朝の散歩は、どこへ行ってもブレずに行う。
私はやっぱり、夜明けの空気が大好物で、
これ無くしては旅の醍醐味も薄れるというものです。
山が、凍っていました。
野菊は強いね。
葉に霜が降っても、花は咲くのをやめない。
枯れるまでは、咲き続ける。
それが自然の摂理なのです。
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