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七輪で「myビールグラス」作成中。冷める前に取り出して、パッキンって。

前回に引き続き、七輪で焼成する陶芸

以前に「ビールグラス」を作った粘土が、充分に乾いたので焼成開始。

七輪の使用が2回目なので、耐えることが出来るか心配です。
(1回目の焼成で1300℃くらいまで上昇するので劣化が激しい)

動くと写真は難しいよね。橋の下で「パチリ」夜の間に出発します。祝日は電気が点いてるよ。

煉瓦を組んで七輪を乗せて、焼成開始。(前回失敗したので、ゆっくり)

隅々まで、火が伝わったら「空気を少しずつ送り込み」。
(子供が小さい頃に使っていた、ビニールプール用の空気入れを使用中)

「踏み足が辛い!」今時、原始的と思うでしょう。「そこが楽しい」

800℃を超えた感覚で【塩分補給】。温度は火の色で感覚的です。
(焼き上がりに青みを入れたいので、塩分補給です)
塩分は、七輪じゃないと【自分の窯は傷むので、やりたくない】です。


1000℃くらいから、忙しくなります。

左足で空気入れを踏み、両手で炭を砕く作業が続きます。
1000℃くらいから、直ぐに温度が下がるので「砕いた炭を投入」。

温度が上昇したら、飲食店で貰っていた「使用済み割り箸」を投入。

全身の毛穴が開いている感覚です。時々、右足に交代して「ふ~っ」。
1200℃(火が見えなくなる)から、少しずつ間隔を空けて踏みます。

温度の上下がないと「面白い器にならない」ので、慎重にの感じです。

2㍑の水を全て飲み干して、新たなる闘いです。


炭を使い切り、割り箸を使い、空気入れを緩めて温度を下げていきます。
Tシャツを着替えながら(2枚目)、パンツは無理なので、気持ち悪さが残ります。

2本目の水を飲み干して、体の中の水分が入れ替わった感じです。

冷めた感覚で、解体作業にかかります。
もう大丈夫だと思い、ビールグラスを火箸で掴み取り出します。

『パッキン』って、甲高い音! えっ、どうして?
残念ながら「天に召されました」。27日に国葬にしようと思います。


割れた原因としては

「口当たりをよくするために上部を削ったこと」
「手で持った時のフィット感を重視して底部を変形させたこと」
「冷めきる前に出して温度差に耐えられなかったことに」
「見た目と手触りの重さギャップを演出する為に軽くし過ぎたこと」

無駄な二酸化炭素の排出に加えて、無駄な体力消耗でした。

次回は、負けません。話題が面白くないよね。ごめんなさい。

最後までお読みいただきありがとうございます。
読んでくれた方は「やさしい人」と思います。ありがとうございます。

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私は、仕事があるので、生活は出来ています。サポートを頂いた時は、以前から活動している『聴覚障がい者の災害時避難サポート』に遣わさせていただきます。また、義足の方の靴バンクが作れればとも考えています。障がい者の方も心豊かに過ごせる世の中にしたいです。