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【名古屋】ご当地B級グルメ!

名古屋といえば「名古屋めし」と言われるほど美味しい食べ物がありますよね。

味噌煮込みうどん、どて煮、味噌カツ、手羽先唐揚げ、台湾ラーメン、エビフライなどなど…。
名古屋の料理には味噌を使ったり、香辛料などたっぷり使ったりと、名古屋独特の食文化がありました。

その中でも私が気になった食べ物を紹介していきます!

一つ目は味噌煮込みうどん。

角丸

名古屋駅から少し離れた場所の角にあります。

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名古屋で80年以上続いているうどん屋さんです。

年季の入った店内でカウンター席とテーブル席があります。

新聞を読んでくつろぐ年配の方からカップルできている若者が食事をしていました。

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少し混んでいるようでしたがすぐ愛想のいいおばちゃんがメニューをとってくれました。

土鍋に入った味噌煮込みうどんがグツグツとして、味噌の香りがぷんぷんと。

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みそ煮込み 松(玉子入り) 940円

みそ煮込みうどんは、味噌の汁に塩が溶け込んで辛くなりすぎるのを防ぐために一般的なうどんより太くて硬めに作られています。それを知らずに県外から来るお客さんが硬すぎるとクレームが来るほど。

角丸さんの麺は昔から細めの角打ち面。そして赤みそと白みそをブレンドした2種類の味噌を使い、味の主役はムロアジ、香りの主役は鰹の混合したものでダシをとっているそう。

麺、みそ、だしとそれぞれにこだわり作り上げているんですね。

冷めないうちに早速食べていきます。

私個人的に味噌たっぷり使った料理はコッテリしているし味噌の辛さ?が得意ではないので、正直食べ切れるか心配でしたが想像とは真逆でした!

意外にもあっさりとしていますがコクのある味噌で麺にしっかり味がついています。麺は一般のうどんより硬めで噛みごたえがある程度です。

味噌が苦手な自分でもペロって食べれてしまう美味しさでした。

名古屋には味噌煮込みの有名店やチェーン店がありますが、老舗のこだわり抜いた味噌煮込みうどんを食べてみてはいかがでしょうか。


住所:名古屋市東区泉一丁目十八番三十三号
定休日:日曜・祝日
営業時間:午前11時〜午後7時30分(昼休憩なしの通し営業)
土曜日は午前11時〜午後2時
その他:クレジットカード不可

続いて名古屋を中心に東海地区、近畿地区に展開しているファストフード店。

Sugakiya スガキヤ

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まさにソウルフードのスガキヤラーメン。主にショッピングセンターのフードコートにあり、値段も一杯300円代からとお手頃。値段や雰囲気からも学生やファミリー層に人気がありそうです。

いざ入店してみると意外にも年配の方や一人客もいて客層は広かったです。

おそらく小腹を満たす程度にちょうどいいのでしょう。

早速メニューを選んでいましたが激安すぎて欲張って玉子トッピングにしてしまいました。

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玉子入りラーメン 380円

見た目もトッピング、味もシンプルで、スープは魚介系の豚骨ラーメンです。

割とあっさりしていますがクセになる味です。テーブルに胡椒があるので自分好みの濃さにできます。

インスタントラーメンをお店で食べるという感覚でした。しかし、リーズナブルな値段と中毒性のある味が魅力的だと思います。

さらにもう一つ大きな特徴があります。それは独特な形をしたフォークスプーンです。

スプーンに関しては知らずに食べに行って、後々調べてみるとMoMAのミュージアムショップでも売られているほどデザイン性や機能性を認められているそうです。

実際にフォークスプーンを使ってみましたが、少し食べづらかったので普通に箸でいただきました笑


「めいふつ天むすの千寿」

天むすは三重県津市にある天ぷら定食店の賄い料理として食べられたのが始まりです。津市大門伏見通りで天ぷら定食の店を営んでいた初代の方が、忙しくて昼食を作る暇もありませんでした。
しかし、せめて栄養にあるものをと車エビの天ぷらを切っておむすびの中に入れ出したところ「これはおいしい」と喜び、試行錯誤を加えて「天むす」の誕生となり、後にテレビで取り上げられたのがきっかけで人気が出始めました。

また、名前を見て、ん?と思いませんか?
私はめいぶつではなくてめいふつなの?という疑問が出ました。

これは、初代の考案でこの名前になったそう。

まかないとして誕生し、常連客向けの裏メニューとしてふるまわれていた天むす。
初代は必ずこれを名物に育てるという決意を込め、あえて濁点をとり「めいふつ」と名付けました。

もっと繁盛してほしいという気持ちが伝わってきます!

私も天むすを知らなくて、名古屋めしのひとつとして気になりました。おにぎりとはまた違って具が天ぷらになっているのでどんなものかと!?

早速入店してみました。

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名古屋の繁華街の中に全く雰囲気の違うお店が千寿さんです。こじんまりとした店内は昔ながらの木造で落ち着く雰囲気です。席は感染対策のため少なくなっていましたがテーブル席が三席ほど。

主に持ち帰りする方が多いので、イートインはメインではなさそうでした。

店員さんが忙しそうに作業しています。見えるところで作っているので天ぷらの匂いが漂っています。

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天むす 一人前 770円

コンビニで売っているおにぎりよりサイズは二分の一ほどで、一口サイズくらいでしょうか。しかし、作りたてでアツアツ!

中にはぷりぷりの小エビ天ぷらが入っています。脂のこだわりがありそんなに脂っこくありません。さらに塩っけがあって熱々のお米と相性抜群です!

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そしてきゃらぶきも備え付けてあります。天むすのお供にきゃらぶきを付けたのも千寿さんが初めてなんだとか。(きゃらぶき:フキの茎をきゃら煮風に煮たもの)

食材それぞれにこだわりがあるのが実際食べてみると感じられます。

一味違うおむすびを名古屋で食べてみてはいかがですか?

住所:〒460-0011 名古屋市中区大須4-10-82
アクセス:地下鉄名城線「上前津」駅下車。徒歩3分
営業時間:8:30~18:00(店内召し上り 12:00~14:00)
駐車場:無し
定休日:火・水曜日


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