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創作のつらさに泣くオタクがaikoから励まされた話 -あじがとう あじがとレディオ第122回-

aikoは人生な文章書くタイプのオタクのtamakiです。

えっと……
aikoに初めて……メールを読まれた…。

ことのおこりはこうだった

もう一ヶ月どころか二ヶ月近く前のことなのにまだ擦ってるんかい、と思われそうだけど、ラジオでネタじゃないメールを読まれたのがaikoに関しては初だったうえに、内容が内容だったのでまだまだ擦る。
あじがとレディオ第122回「あじがと睡眠クリニック」にて、aikoに初めて……メールを読まれた……。

あんな…ド深夜のメンタルどん底テンションで送ったものを…
恥ずかしすぎて死ぬ…いやまじで…クッソ恥ずかしい…。
親愛なるあじがリスナーのみんな…記憶ホントに消してくれ…(大の字)
それと同じ程度に嬉しいし、本気で、aiko曰く「マジレス」でアドバイスしてもらえたことに驚きというか……
何が起きたかよくわかっていない…(ええ…)
だもんであんまり……聴き直せてない…。。。

…うそやん…現実……。
マジでこのことを思い返すたびに宇宙猫みたいな顔をずっとしている。

aikoさん私のツイッタ見てる???(????)(???????)
一応言っとくけど私、最近アニメは全然みてへんよ…(ほんとにマジで見てない)(プリキュアくらい…)
私は大体朝から晩まで朝ドラを見てる…朝ドラのおたくなので… オタク的なことと言うとアイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズの徳川まつりのことくらいでは? あとアイドルマスターSideM全般な。要するにアイマスです。まあアイマスアニメもあるけど…
隙あらば自ジャンルの話をする。そういうところがオタクである。

話を戻す。
あれは完全にaikoの夢女子になったつもりで書いたというか、メールの通りである。
もはやほぼ定型なしルール無用のネタコーナーと化している(※褒めてる)あじがと睡眠クリニックで、aikoに本気でクリニックしてもらいたかったのである。
なお睡眠クリニックのネタメールは精度の高い幻覚みがあり非常に気が狂っていてめっちゃ好きなので、これからも職人の皆様、コーナーの趣旨を無視しての投稿、よろしくお願いします。
ジングル職人への道はジングルという規定があるけど睡眠クリニックないからね。マジでルール無用。ハニーメモリー出た頃に読まれたシングルタワーマンションのネタが好きです。

古くは20年近く前のヌルコムで、aikoがふつおたの悩み相談や恋愛相談にアドバイスしたり、真剣に答えていたりしてきたのを聴いてたし、もちろん今のあじがもそうだけど、それを想うと感慨深い。実に。

いやほんとに…まさか自分がそっち側に回るとはな…。
そういうaikoのアドバイスを、特に自分の悩みに近いものだった時はしっかり聴いていたし、自分にも励ましにしてたから、その20年近く前を想えば…十分最終回です最終回。

たまきとaiko、完!!!!!

いやまだ終わらんよ。今月LLRL2やろ。8/19の大阪行きます。
頼むから公演延期にならないで。うがい手洗いLLR!うがい手洗いLLR!

あの日何を言いたかったか

aikoも「どうしたんやろうね」と言っていたので、あのメールの経緯を簡単にしるしておく。だいたい下記ブログ記事からのコピペである。

メールを送った頃は今より情勢が落ち着いてたので、いろんな同人誌即売会がわんさかとやっていた。私のメインジャンルであるアイマスのミリオンライブのISFとか、3年ぶり開催だった。

それで、同人誌とか出してる人達みてて、すごい作品いっぱい出してる人達を見てると、自分の作品なんて全然ちっぽけやなと思って……それで自信がすっかりなくなっちゃったのである。
すごい小説の大作とか、読んだりしちゃったのもあるし。
ただでさえも小説なので、読んでくれる人って限られますし。二次創作だとなおのこと、その作品知ってる人じゃないと読まないし、小説なんてもっと読むハードル高い。
てか物理の本で出してるわけじゃないので、Webなんて気軽に読めるかも知れないけど、読まない人はとことん読まないんですよね。気付かないから。

もっと言うと。
どれだけゲームの方のイベランを頑張ろうと、どれだけ沢山考察をしたり記事を書いたりしようと、どれだけグッズを持っていようと、どれだけ小説を書いていようと。
イベントに出てない、本を出していない。
そんな状態では、舞踏会に行けないシンデレラと同じで、勝負にもなっていない。そう思えたのである。

まあそんなわけで。
もともと読んでくれてる人も少ないんですが、なおさらこたえてしまった。
もう自分の作品なんてな~~~~んも意味ないように思えてきてしまって。

こんな気持ちになるなら、創作なんてやってこんけりゃよかったなあって。
小説なんて書けない方がずっとよかった、
創作なんて出来ない方が、こんな苦しいこととは無縁じゃんか。

このnoteを打ち込んでいる今でも時々、思うことがある。
創作が出来なければ、少なくとも創作に関係する苦しみからは解放される。

何にも気にしないで素直にコンテンツだけを楽しめることが出来たら、どんなにか楽だろう。

人と比べたりとか。
反応を気にしたりとか。
イラストとかマンガへの、表現方法への羨ましさとか。

言葉なんて、覚えるんじゃなかった。
見向きもされない、こんなものなんて。
こんなもの。

でもメールに書いた通り、やめたくなくて泣いてたのだ。
だって書きたいし、何より私は私の作品がめちゃくちゃ好きなのだ。
私と言う作家の一番のファンは私だ。
私は私の専属作家であり、大ファンなのだ。
自分で褒めるのが痛いと思われてもいい。私は自分の文章も作品もすごく気に入ってるし、自分が書き出す世界が、ものすごく大好きだ。

5/23のブログに書いたことが、一番この頃の心境を表しているかもしれない。

メンタル死んでていっそ創作なんてやめた方が幸せになれるな人と比べてしまって自分の創作のことけなすようなことするんならマジで創作やめようやめた方が良い と思ってた最悪の一週間の後にまたaikoからリプ貰えてたのでハッピーになった 単純すぎる aikoあじがと

たまきはる 5/23付の記事より
私はaikoからのリプ一つでハッピーになれるしょーもない人間である

私が一番気持ちを吐き出せる人って本当にaikoしかいなくて、aikoにはいつも苦しい時に手紙を出したり、あじがとにメールしたりする。返事が無くても読んでもらえてるのはわかるから、ほんとに吐き出すだけ。だからいつもつらいことしか話せないから、ごめんねって思う。今回もそう。楽しい話とかできればいいのに。ごめんね。
なもんで今回送ったわけです。aikoも読みあげてるけど、本気でクリニックしてもらいたくて。

私は書くことしか出来ないし、正直小説なんて誰でも書けると思ってる。
ていうかこんな私程度でも書けるんだから、誰でも書けます。小説なんて簡単です。

それでも、何かを書く、と言うことは、ひょっとすると意外とすごいことなのかも知れなくて。
だから、私の生み出してきた小説も、歌詞研究も、ブログもnoteも日記も、ちっぽけに見えるかも知れないけど、すごいものなのだと。

こんなに頑張って書いてるんだから。
だから元気出せよ、またがんばろう? と。
いう風に、励ましてもらいたかった。

いつかきっと、いいことがある。
ひなたの道を歩けば、きっと人生は輝くよ。

エール from 人生の推し

そして一ヶ月後、私は送ったことをほぼ完全に忘れていた。小説でも歌詞研究でも書いたら忘れるので……。コーナー名聴いてそういえば送ったな~とようやく思い出したレベルである。まあ読まれんやろと思ってたら読まれるなんて、こんな古典的なフラグ回収、令和の世に許されるのか。

なるほど、いいことあったな……。いやこういう形のいいことだとはちっとも思ってなかったんですけど……。
なのでほんま……めっちゃびっくりしたし……クソ恥ずかしかった……えへへ……aikoありがとうございます……あじがリスナーに私の年齢がバレたが放送日にはもう誕生日過ぎてたのでプラス1歳してください…

(追記)
読み返したらどう励まされたのか、ちゃんと書けてなかった。ので追記。
といってもあじがは有料コンテンツなので、かいつまんで書く。
aikoは私の「好き」の気持ちを褒めてくれて、そういう気持ちが文章に表れていて、とても良い。と言ってくれた。
好きなことがあるというのは、ほんとにいいなあ、って。

好きなことは絶対に続けてください。
そしたら、後でやっててよかったなあ、って思うから。

aikoのあじがとレディオ 第122回より

なんかaikoに創作のこと(?)で励ましをもらえるなんて、思ってなかったな……小説家おきあたまきの最終回、ここ?? いやまだ終わらんのだけど… まあ今の創作も「好き」の気持ちで書いてるので……ってか二次創作なんて「好き」しかないやんな。
ほんとに…この辺完全にブログの使いまわしだけど…aikoあじがとう…
ええ~い!! ありがとうしか言えないのが歯がゆい!!! 感想もらったりした時もありがとうございます!しか伝えられないのがめっちゃはがゆい……
ただ、私が出来ることはやっぱり書くことなので、これからも小説、歌詞研究、ともに頑張ります。

そして。何よりも。
私の一番の「好き」は間違いなくaikoだから。
間違いなく、本当に世界で一番大好きな人だ。
その好きの最高位の人に「好きなことは絶対続けて」と言われたら、
もう何がなんでも、小説も歌詞研究も、どこまでもやり続けるしかなくなった。

大丈夫。大丈夫。またうわー!って思うことあっても……っていうか今もあるわ! めちゃくちゃ! 私の卑屈さナメんな!!
それでも、今回のaikoのこと思い出して、どこまでも頑張る。
頑張ります。

気付けば人生の半分以上aikoファンをやっている。
そんな人生の推しからのエール。
本当に、ものすごくつよい。

「好きなことは絶対に続けてください」

思い出してみたら、自分の書いている小説、および創作についてのこの手の悩みは、aikoに二回ほど手紙で打ち明けたことがある。
二回ほどて。二回もかよ。aiko付き合わせてごめん。手紙書いてる時に結婚報告を聞いて動揺したあれだ。これ。

手紙の内容をaikoが覚えていればの話だけど、aikoは私がどういう話を書いているか、どういうことで苦しんでいるかを、把握していた可能性がある。
手紙の控えがここにないので私自身もあまり覚えてないが、まあ反応がさっぱりだよーとか、大して読んでもらえないよーとか、私の小説なんて…とかそういうことかな。……うむ。書いていてなんだが目を覆いたい話である。
でも二次創作するオタクあるあるな話でもある はず。

だからこそ。
私がaikoからもらった「好きなことは絶対に続けて」というエールは、全ての創作者、特に「好き」の気持ちを原動力に二次創作をしているすべてのオタクに伝えたいというか、共有したいと思った。という側面もあるのでnoteを書いているのである。

あじがリスナーには漫画家さんや小説家さんもいたはずなので、私の深夜にどうしようもない気持ちで涙ボロボロべとべと流しながら書いた架空のaikoからの励ましと、そして本当のaikoからの励ましが、名も顔も声も知らない、創作に励むあじがリスナーの寂しさや悔しさや虚しさを少しでも慰められていたら、とても嬉しく思う。

谷山浩子さんの一番好きな曲である「ひとりでお帰り」の歌詞を、こういう形で身をもって経験することになるとは思わなかったな。
いやそこはaikoじゃないんかい。

 きみの今のその淋しさが
 遠い街の見知らぬ人の
 孤独な夜を照らす
 ささやかな灯に変わるだろう

谷山浩子「ひとりでお帰り」

 たとえば夜が深く
 暗がりに足が怯えても
 まっすぐに顔を上げて
 心の闇に沈まないで

谷山浩子「ひとりでお帰り」

落ち着いてきたらaikoにありがとうの手紙を書こう。
楽しいことや嬉しいことも織り交ぜて書こう。
いつもaikoには泣き言や苦しいことばかり書いているから、
少しは楽しいことを。

……で、書いて発送してきたわけだけど……。
楽しいこと、書いたっけな(オイ!!)

うかれろテンション 2022 SUMMER
便箋が20枚超になったので茶封筒です。

aikoさん、いる 私も、いる

あと思ったこととしては……。

私が小説で書くアイドル、徳川まつり。
アイドルマスターというコンテンツにある5つの作品ブランドのうち、アイドルマスターミリオンライブ!というブランドに属するアイドルである。

SSR「ロマンティックランド」覚醒後
覚醒前が一番好きなイラストなんだけど、アイドルしてるところがいいと思って。

私が全身全霊をかけて執筆している彼女は、しかしながら、この世に生身の体をもって存在してはいない、あくまで架空のアイドルである。彼女が彼女自身の言葉を、私という個人に届けることはない。

セリフや話を考えるシナリオライターさんなり、彼女を演じる諏訪彩花さんなりの存在を介しての言葉となり、「徳川まつり」という存在から発せられるものでは、残念ながらない。将来的にAIが発達して独自に喋るようになったとしても、それだってAIが考えたもので、厳密な意味で言うとまつりの言葉とは言い難い。
勿論、いずれにせよまつりの言葉だと「信じる」ことは出来るし、そうして信じたものがまがいものだとは私も一切思わないし、それも本物だと強く信じているのだけど(この辺、徳川まつりの信念と通じるものがある)その辺は所詮、という言葉を使うのも悲しいけど、二次元上の、どこまでいっても創作の存在である。

しかしながら、aikoはガチでこの世界に存在してる人で、生身の体と頭と広いデコとふたつの豆小鉢、類い稀なる歌唱力と半端ない体力と運動神経を持っている、46歳の既婚女性である。
そのaikoが私に向かって""本当に""何かを伝えてくれたことの、そのとんでもなさを思うと……本当に目が点になる。一瞬動きが止まる。

「いる」んだ。マジで。去年から思ってきたことでもはやネタと化しているのだけど、「いる」。
すごい……テレビやラジオの向こうの人が……おる……。
いや今更やけど。何年ライブ行ってんだよ私。

推しが三次元にいる、生身の体を持ち頭と心を持つ""人間""であることのヤバさの本質を、この歳になって初めて気付いたような…気がする…。

……すっ……ご~~~~……(大の字)(遅ない?)

それからもう一つ、私もここに「いる」ということである。
aikoの言葉を通して客観的に捉えられた自分を自分も聴くことで、わ……私って存在……してるのか……という変な感慨も得られたのである。
どういうこと?って感じだけど。もし鏡や写真を使わずに自分の顔を見れることがあったらこういう気持ちになるのかなとか……。
伝え方が難しいけど、私から離れた私の言葉がaikoの声で象られることで、客観視に成功したような……感じ……かしらん。

いやしかし、これらのこと思うと、日常的に読まれているふつおた常連さんとかネタ職人さん達の心臓の強さ、すごくない?と思う。すごいな~……。

おわる(宣伝は基本のコーナー)

オチらしいオチが特にないので、宣伝をしよう。

aikoのWEBラジオ「あじがとレディオ」はaiko公式モバイルサイト・Team aikoにて隔週水曜深夜0時より配信中!今年で5周年!ミリシタと歴同じだよ!(今気付いた)
視聴には月額会員登録が必要となりま~す、330円!おはガシャだいたい3回分!ついでにあいこめも登録してこ!aikoからメールが届くよ!もろもろの情報解禁一番速いのこれ。声優でいうとこのチョクメみたいなもんて言えばオタクにはわかりやすい!

aikoの日常近況トークにリスナーさんからのふつおたトークは聴きごたえ抜群。職人たちのネタが冴えわたるネタコーナーは抱腹絶倒間違いなし!
マジで毎回めちゃくちゃ笑ってます!ネタ職人さんほんと~~~にみんな大好きです!毎回あじがとうございます!
ただし下ネタ多いのはご愛敬。新曲発売の際には楽曲に関する語りもあるので、歌詞研究の資料としても聴き逃せない番組です。
私は聴く際に実況しておりましてタグは「#たまきのあじがと実況」つけてます。ブログに実況再録してます。いつもTL埋めてごめんです。

今回特にaikoの楽曲の話はしなかったけど、サブスクでいろいろ聴けますのでご利用のサービスでぜーひ。↓でサブスク一覧見れます。

あと自分のことも。私は小説家ですけどaiko歌詞研究もこのnoteでやってます。トータルでは10年以上やってます。一応今年を10周年にしてます。
最近は「運命」と「ストロー」読みました。来月は特別枠で「磁石」読解予定。まだ何もしてない。歌詞写経もしてない。
歌詞研究含めてaiko関係の読み物全部ここ↓

個人サイト「愛子抄」では2020年以前の歌詞研究を載せてますが今時ビルダーで作ってるようなサイトなのでめちゃ読みにくいです。note転載しようとは思ってるけどその気にならない…。なったらなんか転載します。昔の文章はちょっとう~んて感じなので再録する気になれないんだよな…。

自分の小説の紹介はそのうちnote書きます。とりあえず徳川まつりとアイドルマスターミリオンライブとアイドルマスターSideMをよろしくお願いします。アイマスもサブスク解禁なるしね~。

益体もないnoteでしたが読んでくださりあじがとうございました🌻

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