コルネの猫

もらい涙と今年の課題

 友人の愛猫が亡くなった。

 翌日、美容院に行った時、カットしてもらいながら、その話をした。美容師さんの顔は見えないが、涙ぐんでいるのが声でわかった。

 若い美容師さんは、猫と二人暮らし。猫はまだ8歳だそうだけど、「この子が死んじゃったらどうしよう?」と思っていたたまれなくなることがあると言っていたことがあった。

 同じ猫暮らしとはいえ、会ったこともない誰かの猫の訃報に眼を潤ませる彼女の素直さが好き。

 共感力が高すぎるのは生きづらさの源になってしまうことがあるけど、そのままで幸せでいて欲しい。そのままで幸せでいられる世界であって欲しい。

 そのためにできることは何だろう?
 今年の課題。

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