見出し画像

学校だけではない学びの場

まずは最初に、前回のnoteをたくさんの人に読んでいただいたみたいで、とても驚いております。最初に投稿したnoteでも書きましたが、自分は未だに「文を書く」ことに苦手意識やコンプレックスを抱いておりますが、徐々に慣れてきて、こうやってたくさんの人に読んでもらえるととても嬉しい限りです。


今回は、「学びの機会を持ち続けること、増やすこと」について。

私が去年留学したデンマークのフォルケホイスコーレは、年齢問わず平等に教育を受けられる権利があるという考えのもと、対象年齢に上限をつけず、試験や成績がない学校です。

興味関心、生活スタイルは変わるものですから、社会人になってもいつでもやり直せる。最近日本も転職が当たり前になってきたと思いますが、社会人になって学校にもう一度行くというのはまだハードルが高いと思います。

私はまだ学生ですが、フォルケなどの経験を通して、あまり日本の大学の講義に向いていなかったことに気付きました。1〜3年の頃は必死に興味のある授業を探して、受け、勉強していましたが、どうも覚えていることや身になったことが無く、でも学ぶ場は学校しかないと勝手に思ってました。

そこでフォルケの自由でインタラクティブな授業や、上勝町やタルマーリーのように面白い場所や大人に出会って、こういう学び方こそ自分が楽しいと思えて、自分に合ってると思える学びであると気づけました。

どうしても立ち止まることなく当たり前のレールを辿っていると、ただ必死に目の前のことを頑張って満足してしまって、本当に自分に向いているかどうかとかを忘れてしまいがちです。

私は大学があと1年だけなので、今更中退しようとは思いませんが、ちょうど必要な単位も少なく、学校以外の学び場が向いていると気づけたので、2つのスクールに参加することにしました。


一つは、神戸の Eat Local Kobe という団体が主催している「マイクロファーマーズスクール」。こちらは隔週で農業の基礎をベテランの農家さんから教わったり、農家さんを訪問したり、かなり広めの土地を与えられ自分で作物を作り、毎週土曜に三宮でやっているファーマーズマーケットで出店も経験できるというプログラムです。これから「食」を「職」にしようと思っている者として、まずは農業、生産について知っておきたい!と思い、参加しました。

画像1


もう一つは、株式会社honshokuが主催しているオンライン授業の「フードスコーレ」。サスティナビリティとは、確たる答えがなく常に考え続け、アップデートする必要があると思います。またインプットだけでなく、議論をする場所も必要だと思います。フードスコーレは「食の未来」をテーマにしたそんな学びの場所であり、これから始まるのがとても楽しみです。

画像2


とりあえず他のこととの両立など様子も見つつ、これから社会人になって忙しくなっても学びには貪欲であり続けたいと思っています。