たまきと読みます。 こよなく愛するパン屋とサスティナビリティを考えるこの頃。

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田舎の不思議なパン屋で働いてみた

2月に鳥取県智頭町にあるタルマーリーというパン屋さんで1ヶ月間インターン生として働きました。 タルマーリーは知る人ぞ知る有名なパン屋です。お店があるのは那岐という智頭の中でもかなり田舎の方。わざわざ足を運んでこないといけないのに、特に土日の昼間はコロナ禍にも関わらずお客さんが次々と来店し、パンを買い、カフェでゆっくり過ごしていく。 おそらくお客さん、そしてファンが多い理由はタルマーリーのオーナーが書いた本『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』。私がタルマーリーに興味を持っ

    • 学校だけではない学びの場

      まずは最初に、前回のnoteをたくさんの人に読んでいただいたみたいで、とても驚いております。最初に投稿したnoteでも書きましたが、自分は未だに「文を書く」ことに苦手意識やコンプレックスを抱いておりますが、徐々に慣れてきて、こうやってたくさんの人に読んでもらえるととても嬉しい限りです。 今回は、「学びの機会を持ち続けること、増やすこと」について。 私が去年留学したデンマークのフォルケホイスコーレは、年齢問わず平等に教育を受けられる権利があるという考えのもと、対象年齢に上限

      • パン屋の世界観

        私はパン屋が好きだ。わざわざ断言しなくても分かってるって言われそうだが、ここではっきりさせておきたいのは、私は「パン」が好きなのではなく、「パン屋」が好きなのだ。 もちろんパンも好き。でも食べ物全般、食べることが好きな私は、特別パンが好きってわけでもない。気分にもよるし、特に最近なんかはパンはちょっと重く感じるし、朝ごはんもどちらかというと時間があれば和食派だ。 じゃあなんで私はこんなにもパン屋を愛しているかというと、答えは単純。唯一無二の存在だから。 ただ、噛み砕いて

        • 多様性の中で生活すること

          フォルケでの生活は、楽しいことばかりではなかった。ストレスが溜まることもあった。 100人も共同生活していると当たり前に起こることなのかもしれないが、例えば夜中に騒ぐ人がいて眠れなかったり、掃除全くしない人とシャワールームとトイレを共有していたり、注意しても忘れられたり、反省する気全く無しの返答が返ってきたり… こういう考え方よくないと分かっているんだけど、ついそういう人たちに対して思いやりがないのかと、思ってしまう。 「察する」のは日本人特有のことだ、とよく聞くし、実

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        田舎の不思議なパン屋で働いてみた

          目先の楽しみで生きてた私が思いがけない小さな幸せの良さに気づいた話

          TAMAKI WILL YOU MARRY ME! ある朝友達が、「プロポーズされてるよ!」って送ってきた一枚の写真 I love you!とか、Marry me?(質問文)とかではなく、TAMAKI WILL YOU MARRY ME!(ほぼ命令文)って… いや、予想外すぎるでしょ!!?ナニコレめっちゃ嬉しい(もちろんガチのプロポーズではないと分かってますが) フォルケホイスコーレでの生活は、とにかくこういう思いがけない、小さな幸せに溢れていた。 例えば、 暇に

          目先の楽しみで生きてた私が思いがけない小さな幸せの良さに気づいた話

          フォルケとは?の自分なりの答え

          3日前にデンマークから帰国したばっかの環です。部屋の照明を暗めにしたり、キャンドルつけたり、デンマーク被れな生活してます。 8/13から12/16まで International People’s College というフォルケホイスコーレに留学してました。それはもう、あっという間のことでした。 フォルケホイスコーレ、略してフォルケとは17歳半以上なら誰でも入学でき、試験や成績がなく、全寮制で一部の先生も生活している北欧特有の教育機関。デンマークには70校ほどあり、専門的

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          ゼロ・ウェイストと田舎から教わるサスティナビリティ

          今年の7月に徳島県の上勝町であるプログラムに参加しました。 4月から行く予定だった留学がキャンセルになり、何か代わりにできることはないかと探していたところ、とある知人に教えてもらった上勝町。徳島は登山で何度か訪れていて、かなり思い出深い県。でも上勝町とその町の取り組みは全く初耳であった。 上勝町は人口約1500人の小さな町で、2003年に日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」を行った。ゴミを45種類に分別するなど、様々な努力と工夫をしたその成果は、リサイクル率81%。全国平均

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          Reflection Space

          私は自分が思ってることを文章にまとめることが苦手だ。 幼い頃強制的に作文を毎週のように書かされて嫌いになってから苦手意識が無くならない。日本語の発達が他の人に比べて乏しいことがコンプレックスで、語彙力とか言葉の使い方が合ってるかとか気にし出したら、文を書くのにすごくエネルギーと時間が必要だ。センスのあるブログを読んだりすると、憧れるが、自分なんて…と思ってしまう。 でも別に人のためじゃなくてもいいんじゃないか?って思いはじめた。日々思ったことをつらつらと、文法とか余計なこ

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