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Reflection Space

私は自分が思ってることを文章にまとめることが苦手だ。

幼い頃強制的に作文を毎週のように書かされて嫌いになってから苦手意識が無くならない。日本語の発達が他の人に比べて乏しいことがコンプレックスで、語彙力とか言葉の使い方が合ってるかとか気にし出したら、文を書くのにすごくエネルギーと時間が必要だ。センスのあるブログを読んだりすると、憧れるが、自分なんて…と思ってしまう。

でも別に人のためじゃなくてもいいんじゃないか?って思いはじめた。日々思ったことをつらつらと、文法とか余計なこと考えず日記を書くのが最近習慣になってきたから。記憶力も乏しいので忘れまいと思いながら。そしてしばらくした後に読み返すと、「案外良いこと言ってるじゃん…」と我ながら感心する。

というのも、ここ1年、休学をして、コロナが流行して、留学して、私の人生は大きく変わった。自然と考えることも多くなった。ただ、それだけで終えるのは勿体ない、何かしら形にして残したい、と思った。



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デンマークのInternational People’s College というフォルケホイスコーレに留学したとき、有志で集まった生徒たちが暖炉の前に集まって、あったかい紅茶を飲みながら、特定のテーマに沿って自分たちの経験について語り合ったり、最近あった良いことをシェアしたり、時にはしょうもないゴシップで盛り上がったりするReflection Space という時間があった。留学生活の中で一番好きだった時間。(写真ではスマホをいじっておりますが)


考えたことを文章にまとめることも私にとってのReflection Spaceなのかもしれない。もちろん発信したい、という気持ちもあるが、リアルタイムよりどちらかというと「振り返り、反省」という感じで、自分のためにちょっとエネルギーを使って書いてみるのも悪くない。

しかも今は帰国後の隔離生活中なので時間はたっぷりある。せっかくの経験を無駄にせず、Reflectしていきたい。