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Mark Guiliana' Beat music Live 2019.07.14

最近 ジャズ系の若手ドラマーには注目株が多いですが、
David Bowieに遺作に参加したり、Brad Mehldauのデュオなど 彼は頭一つ抜けた感じです。

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今夜は素晴らしい演奏だったのですが、最新の音なのに、昔聞いたことがある不思議な感じ抱きながら、ずっと聴いていました。安っぽいニューエーイジミュージックを時々想起させるシンセのメロディ、レゲエのスタイルなのにタメがないため、リラックスの部分が抜けて、無機的な緊張を醸し出す演奏。特に何か感情を呼び起こすわけではないけれど、ずっと聴いていたい かっこいい音。
たぶんこれは未来の音楽ではなく、僕らが未来に足を踏み入れたために 聞こえてきた音。
昔々 リズムボックスが発明され、徐々に生ドラムと変わらない音になり、そしてついに機械が人間技を凌駕した時、そんな打ち込みビートを人力で再現しようとする人が出てきたと思うのですが、今日 彼の”人力テクノ”ビートを聴いて、この試みが、機械に人間のダイナミズムを加える作業であると知りました。それにしても彼のマスタードイエローの上下のスエットかっこよすぎ。ラグジュアリーブランドのものでしょうか?ー 場所: Billboard Live TOKYO



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