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ジブリの世界へようこそ。シワガラの滝

たまとも、さおりちゃんの情報提供から前代未聞の早さ、一週間後に決行された今回のたまたび。
行先は兵庫県新温泉町シワガラの滝。


写真を見た瞬間、神秘的な美しさに、即決で「行きましょう!」ということになり、アクセス方法など事前調査を始めました。


駐車場から30-40分とありましたが、詳細を読み進めると、ツキノワグマの生息地であることや、鎖やロープを遣ったり、渓流を越えていく為、きちんとした装備で挑むこと。とあり、中には途中で引き返した人もいるほどで、少し危険な香りが漂います。

私は、他の友人1名と年に2、3回。“へなちょこ登山部”をやっており、永遠の初心者レベルではあるものの、基本的に危険を顧みない冒険好きなタイプ。

たまともは、というと高い所が私以上に苦手でハードな山登りへの思い入れは私ほどではありません。

相方の不安は察知しましたが、ここは押し切る時やなーと思い、ポジティブな情報発信に切り替え、旅の決行に向けて安全対策を含め、準備を進めました。

はい。突然ですが、ここで質問!
では、彼女は押し切られて迷惑だったのでしょうか。。

結果、行って良かった!

このように、いつも押して欲しい背中は押されるし、無駄なことは省かれる。

どちらかのピンチには必ず片方が立ち上がるという便利な交代スイッチが、意識することなく自然に働きます。

これはきっと、お互いがかっこつけたり、無理することなく自然体でいられるからだと思います。
自然体でいられるのは、相手を信頼していて安心できるから。
信頼できるのは、相手のありのままを認めて、理解して、尊重しているから。だと思います。


理想の友情像があるとするなら、私にとっては、今もこれからも、このスタイルがベストです。


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さて、noteを始めてから、溢れ出る書きたい気持ちとアイディアとは裏腹に、思うように筆が進まずクサっていた私にとって、この旅は自分を取り戻す旅でもありました。


たまたび移動中は2人とも、話や周りの風景に、すごく集中しているので、ラジオや音楽を聴いたりしません。
なので、基本、寝ている時以外はぶっ通しで喋っています。


私はキャパが広いというか鈍いところがあるので、よく問題に気付いていなかったりしますが、話しだすとポロポロ出てくるキーワードをたまともが上手にまとめてくれたり、鋭い質問が飛んできたりして、必ず気づきと学びが起こります。

自分の魂にとっての学びが起こると、必ず流れが変わります。

この変化が、旅中は顕著に表れるので、鈍い私には特効薬となっています。


今回は、3時間弱の道のりのはずがカーナビがおかしい。
スマホのナビも調子が悪く、道に迷っていましたが、学びが起こった後に自然が見せてくれました。

山道をかなり上がったところで、車2台ギリギリすれ違えるかなーぐらいの道幅でしたが、道路の脇に目を向けると、なんとも美しい山景色。
幸いなことに後ろから来る車もなかったので、写真を撮ろうと車を止めて、外に出ました。

写真では伝わりませんが、谷間の木々にそよそよと揺れる新緑。
鳥たちの鳴き声。
ゆりの花のような甘い香り。
それから無数に輝くキラキラと光るもの。。。。


それは白い蝶々でした。
その姿は、風で舞い散る桜の花びらのように、可憐で美しく、
まさに夢物語。

現実離れしすぎてアバターの世界。

たまともは、アバターを見ていないので、これに関しては共感してもらえないけど、私の熱量だけは伝わっているみたいです。

私ら夢見てへんよな?って確認し合うほど、幻想的な光景でした。


シワガラの滝は。。。。というと、
これまた想像を超えていました。





この開口部に入っていくと
画像2



ずっと行きたかった宮崎の高千穂のようであり、
屋久島のようであり、
今まで各地で見た絶景の総集編のようであり。。。

あぁ~ええもん見させてもらいました。
と思った瞬間、次が現れる。

確かに道のりは予想以上にワイルドでしたが、視線を向けるとこ全てが絵になる!
どの角度も素敵!
写真では全ては伝わらない。けど撮りたい!

たまとものプロフィール写真もバンバン撮る!
はい、あっち向いて。
こっち向いて。
後ろ向いて。。。。


ここ半年ほど、魂に共鳴して不調だったスマホのカメラも復活してくれて、いい写真がたくさん取れました。

滝に辿り着く前と、後で撮った写真にうつった自分の変化にも驚きました。
なんと、顔の歪みとむくみがスッキリ!
お肌もつるつる!
視界もスッキリして、重たかった瞼がキリっと開いた感じがします。

そうそう、この感じ。
これが私。
鈍っていた感覚が、研ぎ澄まされる。

自分の魂と繋がることで、自然と繋がれます。
自然と繋がることで、魂と繋がれることもあります。
卵が先か、鶏が先か。
魂が先か、自然が先か。
どちらも間違いではく、どちらも欠けてはいけません。

こういう光景を見ると、自分が今いる世界は自分が創造している。無理だと思っていたことでも、可能なんだという気持ちにさせられます。


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【番外編】

さて、ここまで読んでくださった、あなたに、お礼を申し上げると共に、
私にとって欠けてはならない存在である、あのギャング(ありったけの敬意と感謝を込めて)について書かせていただきたいと思います。

私は今までの人生、棚からぼた餅的な幸運や人に恵まれてきましたが、去年の暮頃から、あれは七福神にご縁があったおかげだと思わずにいられない出来事が起こり続けていました。

そう、あれはちょうど2カ月前のあの日、
奈良の龍鎮神社に行くまでは。

その後の潜伏期間を振り返ってみると、実に不運。
いつもは当たり前だったことが上手くいきません。

失って初めて気づく、あの方達の尊さ。

先にも触れたように、カーナビとスマホのダブルナビがあったにも関わらず道を間違い、結構な時間のロスがありました。

動物には失礼ですが、キツネかタヌキに騙されたとしか言いようがありません。

3時間の道のりが目的地まで、実に6時間!

旅の醍醐味である、食にもことごとく恵まれず。。。

初めに寄ったパン屋さんは開店1時間前だったので食べられず、

但馬牛の名所で何故か鯖バーガーを注文して、ハズす。

悔しかったので、帰りは美味しいお蕎麦を食べて帰ろう!と意気込んでいたのに時間切れで、コンビニでからあげクン。

食に恵まれないなんてこと、今までなかったので、えべっさんと大国さん、どちらへ行かれたのでしょうか。

まだ道の駅とかに可能性を残しておく。
すると大きな看板が見につきました。

”ゑびす”

そしてその横には、大きな道の駅。

ほら、やっぱりね!

えべっさん達、帰ってきてくれたわー
と喜んで、駐車して車を降りると。。。。。

本日の営業は終わり。

そうか、そうは問屋が卸さない。

はっはっはー!あと一歩やで~!頑張りや~!

という声が聞こえた気がした。


家に帰ってからテレビを付けるとauのコマーシャルが流れていました。
大黒さんと、タヌキのやつ。

あれ?やっぱり、道間違ったん、タヌキさんと大国さんのコラボやったんかな。。。

いつもは美味しいご飯が待っているのに、
その日はやむを得ず袋麺でお腹を膨らませて寝ました。

食にこだわりの強い私にはめちゃめちゃ堪えます。

もう勘弁してください。
戻って来てください。
反省してます。
あの問題、めんどくさかったから相手のせいにしてたけど私の問題です。
ちゃんと内観します。


翌日、ご縁のある氏神さんに旅の安全のお礼と報告に行き、えべっさんのお社で誓いました。

すると、その夜、
次のたまたびに向けてリサーチをしてると
なんと帰ってきてくれました!
愛しいあのお方が!

もう、一人にしないで!
二度と離さない!


嬉しすぎて、たまともに電話。
さおりちゃんからも、七福神さんにお礼言うといてー。くれぐれも。
↑ なんでやねん。笑


旅は道連れ。たまたびでは二人で一人。二個一。

自分に集中して、魂磨いておきます。。。。
次回、吉と出るか凶とでるか、

お楽しみに。






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