見出し画像

数学VSテニス

おはようございます。僕は高校二年生の時に理系への道に歩んだ、元理系人間です。

高校二年の時に文系、理系クラスどちらに進むかを選ばなければなりませんでした。

元々算数、英語、科学が好きだったのでこの時は迷わず理系クラスに進みました。

(この時はまだ数IIIの恐ろしさを知らなかったのだ、、)

数学の問題を解く時、僕はよくあの有名な漫画の力を借ります。

それがテニスの王子様です。

僕世代の人には懐かしいのではないでしょうか。

数Iくらいの基礎問題を解いている時はスラスラ解けて楽しくなってくることがよくありました。

そんな時、僕の脳内は、めっちゃリズムに乗っています。

彼のようにね。

画像1

リズムに乗ることで、更に問題がスラスラ解けていく感覚になっていました。


しかし、数IIレベルの問題が出てくると、リズムに乗ってるだけでは倒せない問題が続出してきました。

だけど倒せない相手ではありません。

ここは主人公の力を借りてツイストサーブやドライブBで難敵を撃破していました。

数学という相手の顔面めがけて突撃していくツイストサーブをお見舞いし。

画像2

トリッキーな問題には、こちらもトリッキーさで返す。問題の下に潜り込んで打ち返すドライブBを鮮やかに繰り出しました。

画像3

そして解き終わったあとにはもちろんこの名セリフを投げつけるのだ。

数IIレベル?

まだまだだね。  

画像4


難敵の数IIを倒せた時の快感はひとしおです。

もしかして僕って数学の才能あるんじゃない?

天才なんじゃない?と思わせてくれるからです。


しかしそこにとんでもない化け物が現れるのです。

それが数IIIです。

とうてい敵いそうにない化け物を目の前にすると、人って逆にハイテンションになるんです。



そう彼のように。

画像5

数III?敵わない敵?そんなの知るか!

いくぜ!倒すぜ!!

よっしゃ燃えるぜバーニング!!!

こんなテンションで立ち向かい

そしていつでも結果はこう。



惨敗である!!!

画像6

恐るべし数IIIの力!!圧倒的な差になす術なし!

テニプリ界のヤムチャとは誰が呼んだか。

数IIIの中間テストになす術なく、赤点でテストが返ってきた時の僕はまさに彼のような状態でした。

あの時、教室の左奥隅の窓側に机と椅子を運びカーテンで全てを包み、カーテンの中で号泣したことは、今でもよく覚えている。

好きだった数学に振られた瞬間だ。

数学を捨て、英語と化学だけで受験に臨もうと決意した、僕のターニングポイントでもある。

しかし、数学もテニスのことも憎むことは無かった。相変わらず数IIくらいまでならテニスの王子様の力を借りて楽しく解くことができていたからだ。

僕らはいつだってそうだ。

憧れの何かの真似、◯◯ごっこ、をすることで成長していくんだ。

レリ〜さんのこの記事を読んで、僕もよく◯◯ごっこしていたなと懐かしくなった。そしてこの記事を書いた。


次は誰の真似をして宿敵に挑もうか。

終わり


期日とっくに過ぎちゃったけど、こちらの企画にもピッタリだったのでリンク貼っておきます。











ここまで読んでいただきありがとうございます。