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今の自分を書くことの意味。

おはようございます。遅い夏休みを満喫中の、たまごまるです。時間ができると帰ってきたくなるのがnoteです。かけがえの無い場所の一つです。

久しぶりにnoteという街をぶらり旅していて、このお二人の記事に出逢いました。

karujiさんと百さんです。

共通点はお二人共20代前半だということです。

まずはこのお二人の記事を是非読んでみてほしいのですが、今しか書けないものが、散りばめられています。

どうですか。

少なくとも僕には絶対に書けないものです。30歳を当に過ぎた僕ですが、創作の中でならば、20代になりきって物語を書くことができます。しかしそれはあくまで空想の世界です。

一方お二人が書いた記事は今のリアルです。

20代前半の人が感じている想いや出来事が何のフィルターもかからずに直接届いてきます。(お二人とも文章の書き方がとても上手なので、尚更すーっと心に届きます)

そして、お二人が生きている今は僕の過去の思い出の一つだったりもします。

かつての僕も、周りからは反対されそうな恋をしたり、夜通しカラオケして友達とゲラゲラ笑ってたな、と懐かしい気持ちになりました。心温まりました。そうさせてくれたお二人に感謝です。

じゃあ今度自分ごととして考えてみた時に、ああ、やっぱり今感じてる想いや、今経験していることの一つひとつを大切にしよう、って思えました。それも、お二人の記事を読んだからです。

30代の僕が読んで懐かしいな、良いなって思うように、僕の今を読んでもらって同じような感情になってくださる方は絶対いるからです。

karujiさんと百さんにしか書けないものがあるように、今の僕にしか書けないものが必ずあります。

だから偽らず、カッコつけずに、今の想いをnoteに残していきます。

それでですね、話は少し変わるのですが、Netflixで配信開始された星野源さんと若林さんの対談動画を見て、気づけたことがありました。

番組のコーナーの一つに街中の若者の悩みをインタビューして、それに対して二人が話すってのがありました。

その中で何人かの若者の悩みとして、将来の夢や目標が無いし、探す気力も無いんですが、どうしたらいいですか?ってのがあったんです。

それに対して、若林さんは、そういう今の若者の考えに共感できない自分がいてもどかしい。理解はできるんだけれど、本当の意味で共感したいのにそれができない。って言っていました。

これ、凄くわかります。

この記事の冒頭の話にも繋がりますが、今の若者の気持ちを完全に共感するのは、はっきり言って無理です。だって今の自分は若者じゃないから。それを嘘でも共感できるって言わないところが好きだと星野さんは言っていましたが、僕もそうです。完全に共感はしてあげられないっていう正直な想いがスタートラインだと思うからです。

一方の星野さんは、今の若者たちの気持ちは、今の僕の気持ちと似ているから共感できる。と言っていました。こちらの意見にも凄く納得できました。

過去の、自分が若者だった時の気持ちと、今の若者の気持ちを比較して共感してあげることはできない。でも今の自分が感じている想いとだったら完全に共感してあげられる部分ってあるよね。例えば今はSNSが当たり前のようにある世界で、常に誰かに見られている感覚は、今の若者にも、今の僕にも同じようにあるから共感してあげられる。
常に見られてしまっているから、反対されそうな夢や目標を言いずらいのって凄いよくわかるんだって。

そう言っている星野源さんのこと更に大好きになりました。

多くの大人が年下に対してすることってアドバイスなんです。

だって正解の一つを知っているから。

20代をこう過ごしたら、こういう30代になるよってのは実体験として知っているから、そうなるように、或いはそうならないようになって欲しくてアドバイスしちゃうんです。

でもその答えってあくまで自分だけのものであって、他人に対してはほぼ不正解なんです。

だけど正解だと思って意見を押し付けてしまう。

そうじゃなくって星野さんのように共感できる部分は、うん、本当に共感できる、わかるよって寄り添ってあげる。

若林さんのように、ごめん完璧には共感してあげることはできないやって素直に認める。

どう相手に寄り添うかも人それぞれなんだなって。

だから自分のできる寄り添い方をしたらいいんだなと、気づかせて貰えました。

あとは年下であっても教えてあげたい、救ってあげたいばっかりじゃなくて、こっちが教えてもらおう、ごめん年上やけど今辛いから助けてって言える関係を築いていきたいと、今の僕は思っています。

40代になった、たまごまる。どうですか、この時のたまごまるの想い、まだまだですか?感心しちゃいますか?

その答え合わせ10年後くらいにしてみよか。

ここまで読んでいただきありがとうございます。