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【雑談日記】3月18日〜3月24日 わたしは数字を覚えられない


2024年3月18日(月) すべてのことはメッセージ

「情報」ではなく「あなたへのメッセージ」として伝えられることばを、いつも探している。

2024年3月19日(火) 夢の話ほどつまらないものはない

親友と大げんかして、ぷりぷり起こりながら彼女を残してひとり電車を降りたら、ものすごい山奥に迷い込み戻れなくて、焦りと悲しみと怒りがごちゃまぜになったところで目が覚めた。今日は親友の誕生日。けんかはしていない。

2024年3月20日(水) シオラレオネのひと

息子と一緒に国旗検定を受けるため、東京大学の駒場キャンパスへ。あるとき国旗にはまり、するするっと全部を覚えた息子。子どもの丸暗記になんの意味もないだろうとずっと思っていたけれど、道を歩いていても「あ、なんかアイルランドのイベントやってるんじゃない?」みたいなことをさらりと言う。受験会場では、自国の国旗バッジをつけたスタッフを見て「シエラレオネのひと、はじめて会った〜」と言われ、彼はわたしよりずっと解像度高く世の中を見ているのだと気づいた。

2024年3月21日(木) 数字音痴

数字が苦手で、店頭で発券される受付番号がまったく覚えられない。病院も薬局もコメダもはま寿司も、番号が呼ばれるたびに何度も手元の数字を確認する。足し算引き算は、繰り上がり繰り下がりがあると暗算できず、分数は概念がわからない。いろいろなバイトを経験してきたけれど、レジ打ちだけは避けてきた(正確にいうと、はじめてのバイトのレジ打ちで痛い思いを何度もした)。ちなみに歴史の授業は語呂合わせで乗り切り、1917年は「生稲晃子のロシア革命」である。

2024年3月22日(金) 昭和平成令和

修了式。「あゆみ(通知表)」を見ながら、昭和、平成のころとあまり変わっていないことに衝撃を受ける。この評価という制度はいつまで続くのだろう。

2024年3月23日(土) 巣立ちのとき

卒園式。0歳児クラスで入園し、6年間。姉と合わせて9年通った場所から、巣立ちの気持ちでいるのは、きっと子どもより親のほうだ。

2024年3月24日(日) 信頼すること

「なにかを伝えたあと、それを後悔してしまうのは相手を信頼しきれていないからかな」と言ったわたしに、「相手を信頼する前に、自分の伝えたこと自体、つまり自分自身を信頼するのが先かもね」と友だち。ああ、ほんとうにそうだ。

写真:ふかふか、たっぷりのオムレツを食べながらおしゃべり。レモンパイも追加し、イエローに元気をもらった日。


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