
【雑談日記】4月22日〜4月28日 わたしのためのことばを探す
2024年4月22日(月) こうしてかごは増殖していく
取材の帰り道、たまたま通りがかった「ナンセンス」で、いい飴色に育ったかごバッグを見つけた。正確には数日前にインスタグラムで見ていた品だ。そうか、あの投稿はこの店だったか。何気なく見ていた情報と、何気なく歩いていた道とが交差し、うれしくなってお買い上げ。
しかしこれは、日々流れてくる情報が多すぎるのかな。見たこと、聞いたことが頭の中で処理されぬまま通り過ぎていく。そのなかに、ものすごく大切なことがあったりもして。
バッグとはいえ古いものなので、持ち歩くよりも収納に使うほうがよさそうだ。なにを入れようかと考えているけれど、これを書いている現在まだ使い道は定まっていない。かごは、こうやってオンリーワンな顔をして、生活の中にするりと入り込んでくる。
2024年4月22日(月) こうしてかごは増殖していく
取材の帰り道、たまたま通りがかった「ナンセンス」で、いい飴色に育ったかごバッグを見つけた。正確には数日前にインスタグラムで見ていた品だ。そうか、あの投稿はこの店だったか。何気なく見ていた情報と、何気なく歩いていた道とが交差し、うれしくなってお買い上げ。
しかしこれは、日々流れてくる情報が多すぎるのかな。見たこと、聞いたことが頭の中で処理されぬまま通り過ぎていく。そのなかに、ものすごく大切なことがあったりもして。
バッグとはいえ古いものなので、持ち歩くよりも収納に使うほうがよさそうだ。なにを入れようかと考えているけれど、これを書いている現在まだ使い道は定まっていない。かごは、こうやってオンリーワンな顔をして、生活の中にするりと入り込んでくる。
2024年4月23日(火) 東京の真ん中で関西弁を叫ぶ
カットとカラー。大阪に住んでいた頃からずっと、担当や店を変えながらもずっとLIMにお世話になっている。いま通っているのは表参道店。担当の鶴林さんは同世代の女性で、夫と同じ中学の出身だ。わたしたちは、あたりまえのように大阪弁で話す。東京の真ん中で、大阪の気配を頼りに髪を切っている。
2024年4月24日(水) わたしのためのことばを探す
先週の取材原稿を書きながら、これは自分に向けて書いているなあと思う。子育ての記事はいつも、読者ではなく、わたしが納得するためのことばが必要だ。新しいことを知り、理解し、そして解決はせずとも少しだけホッとする。「だいじょうぶ」と、ほんのひとときでも思えるようなことばを探りながら、ゆっくり編んでいく。と、ここまで書いて子育てに限ったことじゃないなと思い直した。聞くときも書くときも、少し意地悪なわたしが「ほんとうに?」「でもこういうときはできないよ?」と手を替え品を替えわたしに質問を投げかけてくる。全員に伝わるように書くことは、きっと難しい。でもわたしがこころから納得できるように書くことは、いつか手が届くだろうか。
夕飯は絹揚げの豚バラ巻きを醤油とみりんを甘辛く煮詰めて絡めたもの。あまり豆腐を好まない子どもたちも、これなら箸が進む。それからネギとキャベツ、大根など冷蔵庫の残り野菜を入れた味噌汁。もう品目数が少ないことは気にしない。
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雑談日記、記憶の記録
2023年11月〜2024年4月までの、SNSに書いたことば、スマホのメモ、これまで自分が書き散らした記憶の断片、思考途中のメモ書や雑談を…
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