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適材適所を見つけるのはむつかしい

「適材適所」会社などの組織でよく聞く言葉だ。営業ではうまくいかなかったけど企画に部署が変わったら輝いた、とか。異業種に転職して成功したといった話もこれと同じようなことだろう。そういった例はごまんとあるだろう。

この適正を見極める(みつける)のは自分自身で気づくこと、上司やまわりの人が助言してくれること2通りある。自分自身で気づくのは簡単なようでむつかしい。というのは勝手な思い込みが邪魔をするからだ。他の人が判断する場合も大きく変わらない。「彼はこうだったから、きっとこうだろう」といった先入観があるからだ。

どちらにせよ、思い込みや先入観を壊して新たなチャレンジをすることが大事となってくる。もちろん、いまのポジションが最適という場合もある。そういったことも含めて判断していかねばならないのだ。いつのどこが最適なのか。それは誰にもわからない。きっと、死んだ後に判断されるものなのだろう。

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昨日の試合では役割を変更した投手が好投。勝ちには繋がらなかったものの、自身の存在価値を大きく高めた。シーズンがもうすぐ終わるというこの時期に、適性を見つけたこと。それは、プロ野球の世界においては遅すぎるのかもしれない。それでも、役割変更を受け入れ結果を残した事実は不変だ。自身の提言なのかコーチからの変更命令なのかはわからないが、勇気ある決断は賞賛したい。外国人投手と言うこともあり来年在籍しているのかは不明だけど。

さて、ぼく自身の適性はどこにあるのだろう。営業かもしれないしライターかもしれない。もしかしたらまだ見ぬ「なにか」なのかもしれない。それは誰にもわからない。死んだ後に誰かが判断してくれればいい。

でも、だれかの「隙間を埋めること」、それがぼくの「適材適所」かもしれないなぁ。ビジネスにはなっていないけど、それはそれで心地よい気もする。なんてことを最近感じている。

9月14日:ヤクルト(1-2)中日

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。