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エッセイvol.2

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2020年4月の記事一覧

月末

月末らしくない月末だったけれども、やっぱり月末だった。

そんな1日を過ごした。

締切に追われるなんてことはないけれども、締切は設定されており、それに合わせた記事を納品しした。また、業務的な部分でも月末に行っておきたいことがいくつかある。それをこなしていた、量が多かろうが少なかろうがやらねばいけないのである。

月初、となる明日もそれなりに業務はある。請求書を出したり、1ヶ月のスケジュールを出し

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値段。

世の中に提供されているすべてのサービスやものには値段がついている。それを高いと思うのか、安いと思うのかは価値観次第だ。同じ値段でももの(サービス)によって受け取り方はぜんぜん違う。

ベンツの新車が5万円で買えます、と言われれば安いと思うし、おにぎり1個5万円だと言われれば高いと感じるだろう。こういうことだ。

今現在もぼくはお金を払って多くのサービスを受けている。高いなぁと思いながらお金を払って

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電車

そういえば4月に入ってから1度たりとも電車に乗っていない。

こんなにも長期間に渡って電車に乗らなかったのはいつ以来だろうか。思い返すと小学生にまで遡る。おそらく、受験勉強を始める前、6年生の6月以来ではないだろうか。それ以降は、1週間電車に乗らないということもなかったはずだ。

中学校から高校までは電車で通っていた。長期の休みはあれど、部活やら受験の準備で通学していたはずだ。その後、大学、社会人

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過酷なこと

独立し自分の名前を出して仕事をすることになって5年が過ぎた。

長かったようで案外そうでもなかったような気がする。でも、明らかに仕事に対するスタンスは変わった。それは独立したということもあるが、自分の名前を出して仕事をするようになったことが大きい。

独立する前は一企業の一担当者という存在だったために、自分というよりは会社の看板で仕事をしていた。ミスをしてもぼくの名前ではなく会社の名前に傷がついて

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ちょっとしたこと

日曜日の夕方は落ち着いた空気が流れていた。

密、とは程遠いスーパーでの買い出しのこと。卵やら納豆やらをかごに放り込み、店内をうろついてみた。稼働しているレジの台数も少ない。それでも行列にはならず、サクサクと進んでいく。平日のほうが人が少ないと思っていただけに意外な発見だった。

このように「思っていたことと違う」なんてことはそこらじゅうに溢れている。思い込みみたいなものだろう。

それを少しでも

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焦らないこと

考えすぎておかしくなりそうなときがある。

その内容は仕事だったり、家族だったり、自身の健康だったり様々である。だが考えすぎても心に良くない。経験上それはよくわかっている。

自分で考えたとおりに、それこそ神のようにすべてが万事うまくいくのであれば違うのだろうけれども、実際はそうではない。

考えたとおりにことは運ばないのが常だ。人生とはそういう風にできている。

だからこそ、あまり深く考えすぎず

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無意味に

1週間、外で会話をしなかったのはいつ以来だろう。

思い返してみてもたどり着かない。会話がなかったとしても死ぬわけではない。しかし、それでも精神は蝕まれていく。

こんな非日常的な生活が続くのは恐ろしい。

こんなときだからこそ自分自身のことを進めればいいのだけれども、なかなかそれも進まない。

人生のなかの何分の1かが無意味に終わってしまうのがとても怖い。

お返事

忘れられていたのかと思っていた人からの嬉しい便りが届いた。便り、というと大げさだけれども、いわゆる「お返事」である。

内容は大きなことでもなく、他愛もない質問だった。とはいえ、返信がなかったことで多少ではあるけれどもヤキモキしていた部分はある。完全なるとりこし苦労に終わったのだけれども。

これは小さなことかもしれない。それでもやっぱりうれしくて、教えてくれたことを参考にしようと思った。その道に

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考えさせられること

外に出るということはこんなにも素晴らしいことなのか。銀行とスーパーへ足を運んだだけなのに、そんなことを思うなんて予想していなかった。

自粛生活が続いている。必要最低限の外出しかしていない。ごみ捨てや新聞の受け取りで玄関から出ることがあるけれども、街へ出るのは週に1回か2回。今日は先週の金曜日以来の外出だった。

昼間のスーパーはあまり人がおらず、密ではなかった。ただ、いつもはこの時間にいないであ

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頭痛のこと

頭痛が2日も続いたことなんてあっただろうか。いやない。と書きたく鳴るような頭痛が朝から広がっていた。

起きたら健やかな、清々しい1日が始まる。そう願って床についたはずだったのになにがどう狂ってしまったのだろうか。

とはいえ、嘆いたところで簡単に頭痛が治まるわけでもない。ロキソニンではなくイブを飲んで様子を見る。

その数時間後には何ごともなかったかのように頭痛は治まっていた。今日は火曜日。本来

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頭痛

こんなにも頭痛がひどいのは雨のせいだろうか。

思い当たるフシはない。二日酔いのそれとは少し違う、気がする。

朝からずっと布団にこもりっぱなし。今日、神宮球場で試合があったならば辛かっただろうなぁ。それくらいの頭痛だったのである。

とはいえ、夜になると少しは治まりごはんも食べた。しごとも少しは進めたしなんとか1日を過ごすことができたとは思う。

ずっと横になっているのは体によくない。いつの日か

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眠るということ

明らかに寝る時間が増えた。仕事に余裕があるからか、昼間に免疫力を高めると称していつも以上に昼寝をしているからだ。

金銭的な余裕はなくなりつつあるのに大丈夫なのだろうか、自分でも少し心配になるところではあるが、まぁ眠いから仕方ない。

むかし少し考えたことがある。早く死んでしまう人は眠る時間が少ないのではないのだろうか。健康的な面はもちろんだが、「生きられる時間=起きている時間」という仮設を立てた

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予行演習

今日の外出は新聞を取りに言ったのとごみ捨てだけ。こんな生活でいいのだろうか。とも思うけれどもまぁしょうがない。

ネットスーパーやamazon、楽天などでたいがいのものは翌日、翌々日くらいに配達される便利な時代。それを支えている物流の仕組みはすごいな、と素直に思う。

とはいえ、ずっと家にいるのもつらい。家にいたくているのではなく、いなきゃいけないからいる。これが何よりも苦痛なのだ。

でも、20

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願い、みたいなもの

作業机の整理整頓がはかどっている。

少し配置を変えるだけで気分は大きく変わる。明日もすこしだけ物が届くから快適度は上がるはずだ。

1日の大半を過ごすことになる場所は少しお金をかけてでも、よい環境を整えたい。ぼく場合は自宅イコール作業場所になるわけなので、つまりは家の環境を整えるということでもある。

本来であれば、もう少し稼いでワンルームでもいいから借りてしまうのがいいのかもしれない。でも悲し

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