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パエリアの町バレンシア

南へ移動しました。暖かい場所が好きなため南へ逃げたいとちょっぴり思ったためです。そしてなによりもパエリアの町でありグルメの町と知ったためでした。

本場のパエリア食べたいな、なんて気持ちで訪れたバレンシアでしたが、なんと火祭りというバレンシア一大イベントの期間に見事にかぶりました。着いてから知ったので、初めはなんのお祭りなのが分からなかったのですが、現地に行ってその大規模さに衝撃を受けました。

町のいたるところに各自治体が制作した巨大モニュメントが置かれているのです。いくつもある中からNo1を決めるのですが、1番以外は最後には火で焼いてしまうみたいです。その最後の日までの1週間ほどがお祭りの期間。この期間中は町は一日中静まり返りません。(笑)子供たちは町中のいたるところで爆竹を地面に投げ続けでいます。地元の人ももちろんですが、たくさんの観光客もこの地を訪れるため熱気がすごい。そしてお昼の2時と夜10時には爆弾のような花火が打ち上げられます。爆竹や花火の音やらで、まるで紛争の激戦区にいるかのような感覚でした。

食べてみたかった本場のパエリアも食べることができました。バレンシアのパエリアは魚介、鶏肉、ウサギのお肉が必須らしいです。おうちにパエリアのために使う調理場がありました。3月は他にはオレンジが旬でした。甘くて安くていくつでも食べれそうです。

温かな気候なこともあって人もおおらか。素敵な場所でした。

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