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彩り触れる陶器の町

陶器の溢れる場所に来ました。次に紹介する町ヴィエトリは陶器の町です。陶器屋さんが立て続けに並んでいて、町中の装飾としても陶器が散りばめられています。ヴィエトリ産の陶器は、近隣の町でもお家やレストランでちらほらと見かけられます。壁に飾られたり、食器として使われたり、と。各お店が工房を持ち、それぞれの作品が並ぶ、アートの町です。ひとつひとつ手作業で作っていて、繊細さと可愛らしさが抜群です。



道端にカラフルな陶器がかけれていたり、

スプーンやコップの作品がお店には並んでいます。

そうこれらは全て職人さんたちの手作りの作品。道を歩けば2つ先のお店も陶器のお店だったり、向かい側にも陶器が置いてあったりと、至るところに陶器がありました。どの工房でも似た鮮やかなカラーを使っていてレモンの模様が描かれているのも共通点。だけれどもお店によって、描く人によってタッチが違う。典型的で伝統的なデザインで作る人もいれば、モダンで新しい雰囲気の陶器を作る人もいました。

ある古い工房へお邪魔しました。おじいさんとその息子さんで経営されてるこじんまりとした工房。中へ入れてもらい、どんな作業をしているのか案内してもらいました。彼はイタリア語をメインで話すため、つたない単語と身振りでのコミュニケーション。

はじめに見せてくれたのが、古びてあじのある窯。この中に焼き物をいれて焼きます。できあがったものは、お皿はもちろん、馬の形をした置物。これはこの地の名物らしいです。

こじんまりと陶器を作り続ける姿勢が職人らしいなと感じました。


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