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行きたい場所に行くには言い訳が必要だった
長野県の佐久市に引っ越すことに決めました。
なんとなく山の感じと盆地の感じが好きだから。
なんとなく東京じゃないなって思ったから。
なんとなく関西も違うなって思ったから。
こういうとき「なんとなく」はとても大事だと思っている。
いままで、「なんでそちらに引っ越すの?」って聞かれたときに、子育てする上で〜って答えることが多かったんだけど、決断をした上で振り返ってみて思うのは、ただ、そこに、住みたかった。以上。だな、と。
(まだ住んでいないけど)
もちろん、子どもの教育にいい学校があってとか、自然があって、都会の喧騒につかれたとか、いろいろあるんだけど。
そこを訪れたとき、ただ、そこの景色にキュンとした。
これが一番強かった。
なんで表向きに「子どものため」と言っているかというと、表向きに理由として通りやすいからだと思う。
わたしは地方に移住したくて、リモートOKな仕事に転職したんだけど、「なぜ地方移住を?」と職場の人に聞かれたら、「子供の教育のために」と答えている。嘘じゃない。嘘じゃないけど、本質じゃない。
サンフランシスコに引っ越したこともある。振り返ると、これもアメリカに住みたかったんだろうな。ミーハーな気持ちで!
この場合はアメリカで仕事したいんですって気持ちもあったので、職場に対する言い訳も立ちやすかったのだけど、東京という日本で一番栄えている場所から、地方に移住する言い訳ってプライベートなことによる必要がある。
子どもとか、介護とか。
東京から地方に移住するのって実は言い訳がたちにくいのだ。
ということに、最近気づいた。
もしかしたら、わたしは子どもをダシにして、地方移住を実現させているのかもな、と思いつつ。
東京にはいつでも行けるから、戻りたくなったら東京に住めばいいよね。
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