見出し画像

ディズニーのコンサートに行って自分の叶えたいことに気付いた

先日、ディズニーの40周年記念コンサートに行きました。

ずっと前から楽しみにしていたコンサートです。

ブザーが鳴って会場が暗くなり、
1曲目の東京ディズニーランドのテーマソングが始まりました。

すると、
なぜか急に涙があふれて止まりませんでした。

今まで、本や映画で泣いた経験はありません。
あまり感動で涙を流すタイプではないのです。
自分でもびっくりしました。

その後の曲でも、
歌手のみなさんは心から楽しそうに歌って、
ステージのスクリーンには当時のパークの映像が流れ、
ライトやミラーボールなどの照明も連動して動きます。

とっさにわきあがってきたのは、
私はこんなところにいてはいけない、
という突き動かされるような強烈な感情でした。

自分でもよくわかりませんでした。

ただ、最近仕事に対しては
なんでこんなことしなきゃいけないんだろう
という漠然とした気持ちがありました。

傷つく人がいる可能性があるので詳しくは書きませんが、
毎日毎日高揚感のない仕事をなんとか自分をなだめて終える、
これが5日間続きようやく週末、そしてまた来週も…

定期的に、
この生活がこのままずっと続くんじゃないかと思うと
怖くて怖くてたまらないときがあります。

入社してからの数ヶ月、
自分がきらきらしてるなと思った瞬間は1度もありません。

自分がきらきらしてると感じるのは、
自分が全力で楽しんで、周りの人を楽しませているときです。

どんなときにそれを感じるかは人によって違います。

だから、私の今やっている仕事が
自分がきらきらできることにあたる人もいるんです。

この数ヶ月間、
自分をだましてだましてここまで来ましたが、
もう限界も近いようです。

急に涙がでるのは、
自分の本心が「気付いてくれてありがとう」

と言っているときです。

私はもっと人を楽しませたい。
私の得意なことをもっともっと活用したい。
話したり文章を読んでもらって人を笑顔にしたい。
困っている人や苦しんでいる人を救いたい。
直接話してその痛みをわかってあげたい。

私にはそれができると信じたい。


ディズニーランドって”人を楽しませたい”の集まりなんです。

ショー1つとっても、
目の前に見えているダンサーさんやフロートだけではなく、
どんなコンセプトにするか、
どんな仕掛けをつくるか、
キャラクターをどんな順番で登場させるか、
どんな音楽をどこからどの音量で流すか、
それらがぜんっっぶ緻密に考えられてできあがっているんです。

全てはただ1つの”ゲストを楽しませたい”という目的のためです。

どうしたら笑顔になってくれるか、
どうしたらびっくりしてくれるか、
どうしたら楽しんでくれるか、
その思いの結晶があのパークなんです。

だからこそ、
こんなにも長い間多くの人の希望の場所として輝き続けているんです。

私はディズニーみたいになりたいんです。

自分の不得意なことや好きでもないことよりも、
自分の得意なことや好きなことのほうが、
絶対により多くの人を楽しませることができると思うんです。

ディズニーのダンサーさんやキャストさんは
みんな笑顔で楽しそうです。

だから私たちは安心して楽しむことができます。

今回行ったコンサートでも、
歌手のみなさんのまぶしいほどの笑顔とのびのびした歌声から、
心からこのステージと音楽を愛していて、
誰よりもこの場を楽しんでいるというのが伝わってきました。

好きなことをしている人って本当に魅力的です。

間近で見ていると、
素敵だうらやましいきれい素晴らしい自分もこうなりたい…
といろんな感情で胸のざわつきが止まりませんでした。


ここで自分は変わらなきゃいけないし、
変わる決断をしなきゃいけない。

自分の好きなことをするためには
乗り越えなければならないことも出てくるかもしれない。

そのことに対する恐怖は、
今のこのまま変わらないことへの恐怖がなくなるならば
喜んで引き受けます。


この今の生活を通して、
自分のやりたいことがわかったし、
変わらない苦しみや他の人と同じようにできない辛さを体験したことで
同じような境遇の人と共感しあえる部分ができました。

この経験は必要だったと思うし、
今の会社にも感謝しています。

まだ具体的なことはなにも決まっていないけれど、
これから何に時間を費やすべきかははっきりと決まりました。

家族も私の普通じゃない部分は理解してくれています。
今まで尽くしてくれたぶん、
私が楽しく稼いだお金でもっともっといろんな恩返しをしたい。

ひそかにですが、
ディズニーが大好きな姉にバケーションパッケージという豪華ディズニープランをプレゼントするという夢があります。

姉は私に母よりも母的な愛情を注いでくれた人です。
今真っ先に恩返ししたい相手として思い浮かぶのが姉です。

今は苦しんでいる姿しか見せられませんが、
楽しく過ごしている姿を早く見せたいのです。



今までにも、
私がやるべきことはこれじゃないと思うときがありましたが、
自分をなだめてやりすごしてきました。

今回これを機に変わらないと、
また変わらない恐怖が襲ってきます。

ディズニーのコンサートの輝きはずっと頭にこびりついています。

きっとこれが変わるタイミングなんだと思います。


今回家族とコンサートに来ましたが、
久しぶりに会った家族を前にうまく笑えない自分に驚きました。

思っている以上に自分は限界だったようです。

次は本当に心か体が再起不能になるかもしれません。
自分のためにも動き出さないといけないと感じました。

同じ悩みを抱える人のためにも
希望になりたい。

まだまだこの先どうなるかわからないけど、
自分が好きな自分でいられたらいいなと思います。



今回衝動的に描き始めて記事でしたが、
言語化できて本当によかったと思います。

感情を整理させてくれるnoteにはいつも助けられています。

記事を読んでくれた人を楽しませられることは私の喜びです。


みんなが自分らしく幸せに生きられますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?