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大切な人たちが健康でいること、それがなによりの幸せ

お盆を前にして、いつも元気な母がダウンした。
眠れないほどの偏頭痛が続き、めまいもするらしい。
次に次女が目の痛みを訴え、眼科で診てもらうと、コンタクトレンズのせいで角膜に傷がついていた。
処方された目薬をつけると目に激痛が走り、次女は目を開けられなくなった。
次の日、夜間救急につれていき、別の薬をもらってなんとか小康状態を保っている。

次女にかかりきりになっている間に、母にまたアクシデントが。
料理をしているとき、誤って包丁で指を切ってしまったのだ。
外科で何針か縫うほどのケガだった。

私は母に似て、病的なくらい心配性で片頭痛と聞けば脳腫瘍?と疑ってみたり、角膜に傷が入っていると聞けば失明?と考えたり、ひとり生きた心地がしなかった。
大切な人たちのトラブルや体調不良は、これ以上ないくらいつらい。
自分が数日、高熱にうなされている方がどれほど気が楽だろう。

家族みんなが健康なとき、健康のありがたさに誰も気づかない。
健康でいることが当たり前になっていて、健康以外のものに幸せや価値観を見出す。
例えば次女は今年受験生だから、勉強して少しでも成績が上がると、幸せだと思える。
でもそんなことは、体調を壊したり、病気になってしまったとき、何の意味もなさなくなる。

私たちは家族全員が健康でいることに、もっと幸せを感じるべきなのだ。
大切な人たちがみんな健康に暮らしていること。
それだけでなににも代えがたい幸せをつかんでいるのだ。
このお盆は、トラブル続きで落ち着かなかったけれど、あらためて健康の大切さを認識できた。

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