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No.94|読書プロジェクト「oneアクションリーディング」⑭ 4/2~4/5

2023年4月10日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.94
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■oneアクションリーディング⑭

以前、以下の記事であげましたが、2月上旬から4月21日(土)までの2か月半で169冊の本を読むことにしました。

読書メモとしてその本で一番良いなと思ったところをピックアップし、感想・todoを本ごとにまとめています
その名も、「oneアクションリーディング」

今回も、昨日に引き続き、読んだ本について公開していきます。

【おすすめの★の基準】
★★★★★:一度読む価値のあるおすすめ本。再読する本
★★★★☆:読む価値のあるおすすめ本。できれば再読したい本。
★★★☆☆:普通。再読はしにくいが、置いておいても良いし、売却しても良い
★★☆☆☆:あまり読むことをすすめない本。即時売却
★☆☆☆☆:読まなくてよい本。即時絶対売却


■『ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技』木村尚敬

おすすめ度:★★☆☆☆
コメント:裏技では決してなく、表技。しかも、身に着け方もあいまいなため、タイトルと中身にギャップを感じる方も多いのでは。個人的にはとても残念でした。

4月2日(日) 累積:103冊、残り:66冊

【読書メモ】

私の尊敬する経営者の一人に、JFEホールディングス元社長の數土文夫氏がいる。彼は常々、部下に対して、「皆さんの今日の活動は、PLのどこに紐づいているのか説明できますか」と叱咤激励していたそうである。要するに、売上を上げるための活動、コストを下げるための活動、このどちらかでなければ、その日一日の活動は付加価値を生んでいないということになるとの意味だそうだ。

要するに、担当役員も部分最適になっているから、それをすっ飛ばしてトップに直にレポートを上げるようにしたため、担当役員から横槍が入るのを防ぐことができ、風通しがよくなって、わりと何でも言いたいことが言える体制ができたのだ。

出所:ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技

【感想・学び】

  • 売上を上げるための活動、コストを下げるための活動のいずれかでないといけないと認識することから生産性の向上は始まる。

  • トップへのレポートラインについては、日産のゴーンさんの話だが、普通の会社でそんなことはできないが、そのあたりの実現性について記載されていない。

【明日から行動すること】

  • 売上の向上かコスト低減のいずれにつながっているかを考えながら、生産性を意識しながら業務を行う。


■『地域ビジネス起業の教科書』アミタ持続可能経済研究所

おすすめ度:★★☆☆☆
コメント:元同僚から借りた本。返さず、借パクしていたが、ようやく読了。今度会ったときに返そう。

4月2日(日) 累積:104冊、残り:65冊

【読書メモ】

新しい地域ビジネスのアイデアは、どのような方程式によって導きだすのか・・・基本となるのは「地方」×「都会」。地方にある(ない)ものやその地域が直面している問題と、都会にある(ない)ものや都会の抱える事情をマッチングさせることによって、地方をフィールドにした新しいビジネスのアイデアを生み出そうというわけだ。

こうして地方にある(ない)もの、都会にある(ない)ものをピックアップできたら、次に、その中からお互いに一つ(あるいは2つ以上)を選び出して組み合わせ、マッチングによってどのような形(分野)のビジネスが生まれるかを考えてみよう。
そして、そのビジネスアイデアを実現するために必要なスキルと技術を考察する。そのうえで、具体的なビジネスアイデアをプランニングしていくのである。

出所:地域ビジネス起業の教科書

【感想・学び】

  • マトリクスでビジネスアイデアを種的に考え、それを具現化すると良いアイデアが出る。

【明日から行動すること】

  • WSでマトリクスで組み合わせ、アイデアを膨らましていく方法を試してみる。


■『考える術』藤原麻里菜

おすすめ度:★★★☆☆
コメント:アイデアの出し方とその具体策が尖りすぎてて面白い。ここまで尖れると食べていけるんだなと学んだ。

4月3日(月) 累積:105冊、残り:64冊

【読書メモ】

言葉から考えるプロセスは次の通りだ。
1:言葉をつくる
2:イメージする
3:思い浮かんだイメージに「意味・役割」を加える

「逆」を考えることで、いままでにないものが思い浮かぶ。
なので、わたしはアイディアに煮詰まったらとにかく「逆」を考えるようにしている。そうすることで、常識を簡単に壊すことができる。

出所:考える術

【感想・学び】

  • 楽しみながら、無理やりアイデアを出し続けていくことでアイデア脳が鍛えられる。

【明日から行動すること】

  • 名前から無理やり商品・サービスを考えてみる。


■『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』森岡毅

おすすめ度:★★★★★
コメント:発想力・実行力はさすがの一言。USJの復活を関西に住んでいてリアルに体感しているため、その裏にこれほどの苦労があったかと思うと、感動した。

4月3日(月) 累積:106冊、残り:63冊

【読書メモ】

私は信じているのですが、マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべきです。前職でヘアカラーやスタイリング剤を売っていた時代は、私は自分のヘアスタイルを金髪のスパイキーや、真っ赤なソフトモヒカンにしていたこともありました。

目的:そもそも達成すべき命題は何か?
 (例:彼女と仲直りする)
戦略:目的達成のために経営資源を何に集中するか? ←これがアイデアの必要条件
 (例:彼女の好きなもので歓心をかう)
戦術:具体的にどのように実現させていくのか? ←これがアイデア
 (例:彼女の好きなアーティストのコンサートチケットをあげる)

必要条件「小さな子供連れファミリーを獲得できる」とは?
①「小さな子供連れは楽しめない」という消費者のパーク全体に対する認識を強く覆すものでなくてはならない
②実際に数割増えるであろう集客に十分に大きな収容キャパがなくてはならない
③設備投資資金の予算内で実現できるアイデアでなければならない
④既存資産とのプラスの相乗効果で経営効率を高めるアイデアであれば尚良い
この段階でようやく、これら必要条件を満たすアイデアを具体的に探していくことになります。この4つの条件を足がかりに、当てはまるものをどんどん発想していって、その中から成功確率が最も高いと思えるアイデアを選ぶわけです。

出所:USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

【感想・学び】

  • 森岡さんのこの本の読みやすさは、ご自身のご経験に基づいた強い信念と理論をベースに書かれているからだと感じた。

  • 目的(命題)→戦略→戦術の過程は大変勉強になった。ただ、そもそもの執念がすごい。

【明日から行動すること】

  • 戦略フレームワークを使用してみる。

  • 消費者心理を理解するため、自分が関わっている業務の商品・サービスを体感し、理解を深める。


■『20年増収増益を続ける店の秘密』川邉幸夫

おすすめ度:★★★★☆
コメント:元力士のちゃんこ屋を多店舗展開している著者の飲食店経営のポイントについて書いた本。他業種でも参考になる考え方が多くて、とても面白かった。

4月4日(火) 累積:107冊、残り:62冊

【読書メモ】

他店に視察に行く際は常に学ぶ精神を忘れず、良いところは吸収、悪いところは自分のお店に置き換えて考えるようにしましょう。

新規客の獲得は「顧客の見える化」が確立されたあと、ようやく意味があるものになります。まずは既存客の情報を管理する仕組みを構築し、そのあとで新規客を獲得する。この順番を間違えないようにしてください。

出所:20年増収増益を続ける店の秘密

【感想・学び】

  • 新規顧客の流入ルート、既存客の固定化を行った上で、新規客獲得を強化するという流れは勉強になった。

【明日から行動すること】

  • お店に行ったりしたときは、良いところは真似をし、悪いところは「自分だったら」と考えてみる


■『小さな会社の稼ぐ技術』栢野克己

おすすめ度:★★★★★
コメント:ランチェスター経営の具体的な活用方法が載った本。前職の創業者の船井幸雄が言っている内容と重なるところもあり、源流は同じっぽい。内容は大いに良かった。

4月4日(火) 累積:108冊、残り:61冊

【読書メモ】

ポイントを4つに絞ると次のようになります。
①差別化 弱者は、強い会社と違うことをする
②小さな1位 弱者は、小規模1位、部分1位、何かで1位
③一点集中 弱者は、あれこれしない。1つに絞る
④接近戦 弱者は、エンドユーザーに直接営業する

「弱者の戦略」の基本はシンプルです。やるべきことは大手の逆で、「商品・地域・客層を絞る」。絞るためには選択と集中、特に捨てることが重要です。絞ると当初は売り上げが下がる。これが怖いから行動しないし、やっても続かないーという悪循環を断ちきらなければなりません。

出所:小さな会社の稼ぐ技術

【感想・学び】

  • 弱者だと割り切り、強者には取れない方法は何かを考える思考のクセをつけことの大事さに気づいた。

【明日から行動すること】

  • 営業活動を行う際、中小企業の戦い方である①差別化、②小さな1位、③一点集中、④接近戦で思考する


■『地頭が劇的に良くなるスタンフォード式超ノート術』柏野尊徳

おすすめ度:★★☆☆☆
コメント:「スタンフォード式」「ノート術」の2つの言葉に惹かれて購入したが、あまり響かなかった。

4月5日(水) 累積:109冊、残り:60冊

【読書メモ】

最初に何かを書こうと思ったときに、なんらかのテーマを設定していたとします。そのとき、本筋からそれるようなことが気になったりすることもあるでしょう。そういった場合、頭に浮かんだものはすべて書いてしまうことをおすすめします。

出所:地頭が劇的に良くなるスタンフォード式超ノート術

【感想・学び】

  • 頭に浮かんだことを言葉にすることが大事だと学んだ。

【明日から行動すること】

  • 思考する際に別のことが気になった際、いったんそのことも書いてしまうようにする。


■『集中できないのは、部屋のせい。』米田まりな

おすすめ度:★★★★☆
コメント:今もきれいではないが、デスク周りが汚かったため、購入。絵が多く、わかりやすい。ただ、書かれている最初の整理が難しい・・・。

4月5日(水) 累積:110冊、残り:59冊

【読書メモ】

収納のグループは、「書類、文房具・・・」などとカテゴリでまとめるのではなく、「毎日使うモノ、今週使うモノ」「勉強するときに使うモノ、休憩のときに使うモノ」といったように、「利用頻度と利用シーン」を優先して決めましょう。

収納は、各時系列のモノを次の場所に配置するのが効率的です。
①日次フォルダは、デスクから手が届く範囲(カラーボックス上段)
②週次フォルダは、デスク周り(カラーボックス中・下段)
③月次フォルダは、押入れやクローゼットのハンディーゾーン
④年次フォルダは、家の中(外)のバックヤード
★迷い中フォルダは、極力量を減らし、見えないところへ

出所:集中できないのは、部屋のせい。

【感想・学び】

  • カテゴリではなく、利用頻度と利用シーンで場所を考えるというのが新鮮であり、勉強になった。

【明日から行動すること】

  • 4月中にデスク周りに日次で使うモノ以外は置かないようにする

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