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No.31|政治家はあきらめた
2023年2月6日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.31
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■子どもの頃の夢
小学生の時に、どういった場面だったかは忘れたのですが、子どもたちが親の前で将来の夢を発表させられることがありました。
周りの子供たちは、プロ野球選手、パン屋さんなど、THE・小学生が回答しそうなことを言っていましたが、私は「社長になりたい」と発表しました。
大した理由ではなかったと思いますが、
元々熱中するようなことがなかったし、現実的に考えてプロ野球選手などに今からこの温度感の自分がなれるわけない
社長って会社で一番偉い人だけど、数が多いからなれるのではないか
サラリーマンは儲からない
といったくらいの浅い考えだったかと思います。
中学生・高校生になったのちに、親友と「自分たちのまちをどうにかしたいよね」という話を時々するようになり、自分の中で「市長/地方議員になりたい」という思いが出てきました。
ただ、町なかで自分の名前を連呼しまくって、投票を訴えかける活動など、恥ずかしすぎて断じてやりたくないため、ひとまず無理と判断。
しかし、前職で全国の地方都市に訪問し、地方の状況を見るにつれ、地方を元気にしたいという思いが少しずつ強くなりました。
その手段として、市長/地方議員という選択肢を改めてうっすらと考えるようになりました。
■目的と手段
しかし、市長/地方議員については難しいな、と確信しました。
いえ、名前を連呼することについては、いいんです。
実現したいことがあるんだったら、恥ずかしいなんて言ってられませんし、おっさんになってきたのと、ここ数か月でもう別に恥ずかしくなくなってきました。
あと、供託金がどうのこうのというのはないです。
最近、数多くの自治体の市長とご同席する機会があったのですが、市長にとって配慮するべきことが多すぎて、自身の考える政策を進めていくことの困難さを改めて感じたのです。
しがらみ、政治的関係、表と裏で言えることと言えないことなど。
市長になるのは相当大変ですが、なったとしても、「魑魅魍魎に取りつかれながら重たい足取りで前に進むイメージ」を肌感覚で抱きました。
しかも、年々その魑魅魍魎が増え続け、自分の年齢は高くなり、体力も減る。
話題の明石市の泉市長も、議会にやられたわけで、あそこまでパンチの効いた方でも魑魅魍魎を相手にするには大変でしたしね(やり方が悪いのはありますが)。
地方議員にだったら頑張ればなれるかもしれませんが、できることが限られすぎてて、なっただけでは行政のチェック機能しか果たせない。
そこで、夢(目標)は経営者と踏ん切りがつきました。
その先に議員もありうるかも、とかも前は考えていましたが、もうそれを考えることはやめます。
「地方を元気にしたい」これはおそらく死ぬまで消えないと思いますので、何らかの形で地方に関与したい、と思います。
事業としてやるのか、趣味的にやるのかはわかりませんが、行政・政治の世界に入って、という手段はとらないことにしようと決めました。
(タイトルはあきらめた、としましたが諦めたというより止めます)
目標の踏ん切りをつけてもらえ、ありがたい場でした!
明日もわからないからやってみる、渦を巻く、めんどくさいからやる、でいきます!
●本日のまとめ
自分が子供のころに抱いていた目標に思いの原点が眠っていたりする。
目的を実現するためにより良いやり方があれば、そのやり方を選択すればよい。
決断する(ほかの選択肢を断つ)ことで、覚悟を持って前に進むことができるもの。どんどん決断すること。
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