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No.75|読書プロジェクト「oneアクションリーディング」⑨ 3/14~3/17
2023年3月22日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.75
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■oneアクションリーディング⑨
以前、以下の記事であげましたが、2月上旬から4月21日(土)までの2か月半で169冊の本を読むことにしました。
読書メモとしてその本で一番良いなと思ったところをピックアップし、感想・todoを本ごとにまとめています。
その名も、「oneアクションリーディング」。
今回も、先週に引き続き、読んだ本について公開していきます。
大前研一さんシリーズの最後。
文章は読みやすくて中身も深い。
■『新版 「知の衰退」からいかに脱出するか?』大前研一
3月14日(火) 累積:65冊、残り:104冊
【読書メモ】
私の頭の中には現在、50~60ほどの棚がある。そして、新しい情報が入ってきたときに、棚に置いておいた情報を引っ張り出してきて、合成し、そして最後に必ずこう自問自答する。
「ようするに、これってどういうことなんだ?」
こうして初めて、「自分なりに加工した情報=新しい考え」が出てくるのだ。しかも、「ようするにこういうことなんだ」と、いったん考えたことで、それが個別の「知識」としてではなく、「文章」として頭の棚に入っていく。
こうすると、情報は記憶され、よほどのことがないかぎり忘れなくなる。なぜなら文章はそれ自身「意味」があるからだ。
これが、私の情報整理術の基本である。
【感想・学び】
なぜと問いかけ、答えを出し切ることが、考えるということ。そして、考えた結果、自分なりの意見を棚に入れるとよい。
【明日から行動すること】
何かインプットした際に、「なぜ?」と自問自答する。
闇営業問題で表舞台から消えましたが、事業を開始し、うまくいっているというニュースを見が、この本を読んで、その理由がよくわかった。
■『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』入江慎也
3月14日(火) 累積:66冊、残り:103冊
【読書メモ】
ミュージシャンの甲斐よしひろさんは、立ち止まって悩んでしまいがちだったぼくの性格を見抜いて、「自分を分析する暇があったら前へ進め」とアドバイスしてくれました。「お前はすぐに自分を分析して評価するけど、がむしゃらにやっていれば、そのうち自然に他人が評価してくれるんだから、すべったらどうしよう、とか、こう見られたい、とか、無駄なことをいろいろ考えるな」と。「評価は他人がすることだ」と。
【感想・学び】
自分を分析し、他者と比較した評価はしない方が望ましい。
【明日から行動すること】
他者との比較はせず、昨日の自分に勝つためにひたすら前に進む。
事前に期待していたほどの学びはなかった。
加えて、大前研一さんの後に読むと思考力の差をひしひしと感じた。
大前さんの思考力はずば抜けている。
冨山さんはすごいと言っても、まだなんというか、人間の域。
大前さんは神と感じる。
■『戦略思考の鍛え方』冨山和彦、岸本光永
3月15日(水) 累積:67冊、残り:102冊
【読書メモ】
結局、戦略とは、ある意味、「こうすれば売上が増え、利益も増え続けるはずだ」という仮説にすぎず、戦略的な経営とは、「こうすれば」という部分、すなわちビジネスモデルに関する成功仮説を、絶えず実践を通じて検証しながら見直しを続けることを意味している。
したがって、戦略思考、戦略経営を有効に機能させる鍵は、
①より高い確率で成功する仮説を構築する思考力(Plan)
②その成功仮説を実践する行動力(Do)
③その結果を冷静かつ客観的に検証する観察力(Check)
④そこから改善仮説を導き出し実行する対応力(Act)
【感想・学び】
書かれていることはシンプルだが、戦略を仮説とし、継続的に見直しを行っていくものであると定義しておかないと、企業経営や事業を誤る可能性がある。
【明日から行動すること】
なし
お金について、学びが多かった本。
目新しいという内容はなかったが、お金の基本的な考え方がまとまっており、読んでよかった。
■『お金原論 30代で知っておきたい「お金の知性」の高め方』泉正人
3月15日(水) 累積:68冊、残り:101冊
【読書メモ】
「頑張っている」ということだけで収入が上がるわけではないが、収入が上がるという十分条件を満たすためには、「頑張っている」ということで生まれる信用が必要条件なのだ。
早いうちから戦略的に、将来に向かって安定的なストック収入を築いていく道程を描くこと。これが、資産運用を本当の意味で人生の味方につけるための極意だ。決して目先の錬金術で終わらせてはならないのである。
【感想・学び】
現在、noteで積み上げていこうとしているのがまさに「信用」。加えて、長期的な資産運用の視点を持つことが大事だと学んだ。
【明日から行動すること】
引きつづき、「信用」を積み上げるためnoteを毎日書き続ける
波頭さんは、ロジカルシンキングのレベルが高く、オーソドックスな戦略論への理解と知見が日本でも有数のレベル。
波頭さんと冨山さんのお二人がそろうことで、ロジックと現場感のいい感じのバランスが取れていてとても面白かった。
この本自体は10年ほど前だが、コンサルが提供する価値もVUKAの時代に合わせて、大きく変わったことがよくわかる。
■『プロフェッショナルコンサルティング』波頭亮・冨山和彦
3月16日(木) 累積:69冊、残り:100冊
【読書メモ】
結局、どこまで自分自身が考え続けたかという問題だと思います。自分が直面した問題に対して、自分自身の頭でもう1回、ロジックを立体的に構成してみることをとにかくやってみる。そういう癖がついていると、どんな問題でも全部そういうふうに考えられるんです。
昔の成長戦略型コンサルティングというのはファクトとロジック、言い換えれば頭脳でやる分析とアイデアの仕事だった。最近は、トップマネジメントや現場のキーパーソンをどう説得するか、そして組織をどう動かしていくかが重要になってきている。データとか分析というよりも、サシで向かい合って信頼を得て説得する胆力というか人間力というか。そっちが重要な仕事になってきている。
【感想・学び】
2011年の著作だが、おっしゃっていることは古くなっていない。ロジックで考えを積み上げることと、人間性を高めることの両面が必要。
【明日から行動すること】
ロジックを意識するため、ピラミッドストラクチャーを意識した箇条書きで資料をまとめる。
投資のわかりやすい考え方が具体的に書かれていた。
少数派でないと勝てないというのは、投資に関しては絶対的に当てはまる原理原則だと思う。
良い学びを得ることができた。
■『シニア&初心者に捧げる我が70年の投資哲学』長谷川慶太郎
3月16日(木) 累積:70冊、残り:99冊
【読書メモ】
株式投資では多数派の動向をつかむと同時に、自らは少数派に徹するという確信が必要な場合が少なくないのである。その確信を持つためにはやはり勉強して頭を働かせなければならない。
筆者にも株式投資の原則というものがある。
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すなわち、「株は安いときに買って高くなったときに売る」「少数派に徹する」「元金、情報、決断力が前提となる」ということだ。
【感想・学び】
「少数派に徹する」、つまり多数派にいると勝つことはできないというのは大きな学び。
【明日から行動すること】
将来的に株を買うときは少数派に徹する。
NPO法人の実際について、またNPOを増やしていくためのお金について、大きな学びを得れた。
行政に関与する仕事の方にはぜひ読んでいただきたい本。
■『はじめよう、お金の地産地消』木村真樹
3月17日(金) 累積:71冊、残り:98冊
【読書メモ】
NPOの業界で近年大きな話題になっているテーマの一つに、「社会的インパクト評価」というものがあります。その名のとおり、ソーシャルビジネスが生み出している社会的なインパクト(成果や影響、波及効果)を測定・評価するというもので、そのための指標や枠組みの研究が進められています。
その方法論の一つとして、SROI(Social Return on Investment:社会的投資収益率)という概念、評価手法があります。ソーシャルビジネスの生み出した成果を計量的に測定し、コストに対してどれだけの成果を上げているのかを評価するものです。
たとえば、障がい児のためのデイサービスについて、アウトカムの一つとして「体力がついた」ということが挙げられたとします。それと同等の効果を得られると考えられる一般の体育教室などに通う料金などをもとに、寄与度(体力の向上には他の要因もあり得るため)なども勘案しながら算定した数値を「社会的価値」とするのです。そのようにして計算した金額を積み上げて、NPOの事業全体の社会的インパクトを算出します。
【感想・学び】
嫌がる方も多いだろうが、NPOなどでもアウトカムを数値化していく必要があると感じる。
【明日から行動すること】
NPOなどでもアウトカムを出せないかについてチーム内でこの本を紹介してみる。
入試がここまで変わったんだな、と我々世代との違いに驚いた。
「答えのある時代」から「答えのない時代」になり、教育もようやく変化しつつある。
しかし、肝心の教える側である、学校の先生のアップデートをどうするのか、が最大の疑問に感じた。
学習指導要領という答えのある問題に慣れ切った先生が、答えのない問題を考えることにどうやって指導するのか、大いなる矛盾が存在する。
■『いま知らないと後悔する 2024年の大学入試改革』石川一郎
3月17日(金) 累積:72冊、残り:97冊
【読書メモ】
これからは「正解のない世界」において、より価値のあるものを生み出すことが求められます。それができるのは、大学に入学するにあたって、「自分の興味があることや好きなことを、より深く学びたい」という明確な意志を持っている人物です。総合型選抜とは、そのような人材を輩出するためのものなのです。
【感想・学び】
今、我々に求められていることが、子供たちにも求められているようになったことがわかる。
主体性を設ける質問を自分に行うことが大事。
【明日から行動すること】
「もしあなたが~だったらどうするか?」という自問自答を行ってみる。
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