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私と手しごと、そして豊かな暮らし① -手芸遍歴〜保育園から小学校まで編-

どうも私は手を動かすことが好き。

最近は友人から勧められたコテンラジオを聞きつつ
何やらちょこまかと生み出している。

3歳から6歳まで通った保育園は自然に囲まれた環境で、
近くの畑や田んぼ、裏山に散歩に行って
集めてきたものでリースなんか作ったり
草木染めをしたりすることが日常だった。
置いてあるお人形や椅子、棚も手作りだったり、
大人が作っている姿をよく目にしていた。

家では母が服を縫ってくれたり、編み物をしたり
父は本棚や机を作ったり
なんてこともまた日常だった。

保育園で組み木に毛糸を巻いたのに、大量にどんぐりをつけたのを
これもまた大量に作ったりしていたそうな。

小学校2年の自由研究で、
母に聞きつつ手縫いでワンピースを作ったことを覚えている。
...実はその袖ぐりと襟ぐりを広くして、丈を短くして
今でも夏のインナーとして使用するのにとってある。
自由研究はなんでも好きなものを作ってよかったから楽しみだったなぁ。

母が取っていたフェリシモの中の手芸部門、
クチュリエという手芸キットの載っている雑誌があって、
毎月なんのかんの物色しては頼んでもらっていた。
手順もわかりやすく解説してくれていて、
そこで
刺繍、編み物なんかを解説を見つつやっていた。

これは最近も続けていて、
加賀てまりやら、
つまみ細工、
レザークラフト、
いろんなのをかじった。
今も本屋に行けば手芸のコーナーは必ずまわって物色する。

小学生の頃は針仕事が多かったのかなぁ。
お人形やぬいぐるみの服やかばんなんかを作っていた。
リリアンもやったし、毛糸で手織りもしていた。

今思えば、両親は本当によくこういった環境を
さりげなく、そして十分に
作ってくれていたなと思う。

私がずっと
特に手芸を"する"とか
モノを"作る"という意識を持たずに
ただちょうどぴったりのほしいものがないからつくる
ということを続けている、
いやむしろ手が勝手に動いている、
自分で生み出すという思考になっている原点は
ここにある。


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